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マウスウォッシュとアルコールチェッカー

2016-09-30 16:56:33 | 観察
マウスウォッシュが危険だとか毒だとか役に立たないとか、
必要な常在菌まで殺すとか、いろいろ書かれていますが、
いずれも、針小棒大、一事が万事、の類だと思っています。

全て無条件に安全だとは思いませんが、
どれか一つ(大量摂取や飲用は)危険と言えるような成分を取り上げて、
全てのマウスウォッシュに危険な成分が大量に含まれているかのような
伝え方は疑問です。
大体そんな危険な成分が含まれている製品が堂々と流通しているとは思えない。

もっとも、どこかの国のように「加湿器に入れたら人が死ぬ」レベルの薬品を
練り歯磨きに加えておいて、メーカーも検査機関も知らなかったというようでは
困りものですが、この国においてはそんなことはないと信じます。

さて、危険性や安全性はさておき、ここで書くのは別の要素。

多くのマウスウォッシュにアルコール成分が含まれており、
うがい直後だと、飲酒検問でアウトになる可能性があるとネットに出ていた。

うちでも使っているし気になったので調べてみた。

うちで通常使っているのはこれ、スーパーのPB。

ハードとマイルドがあるがマイルドな方。

記事によればハードな方がアルコールがきついと書いてあったので、
たまたまもらった試供品でまず試してみた。
これです。

右に置いてあるのが「アルコールセンサー」

まずは呼気にアルコールが含まれていないことを確認。


そして、マウスウォッシュをキャップに取りうがい。

後で読んだところ、20mlを口に含んで・・とあった。
試供品でボトルだけでなくキャップも小さいので、
キャップ1杯半、って量れるか!
あとで測ったところ、キャップ1杯は12~13mlでした。

なので、1杯だけでうがい。
当然ですが、アルコール量も効能書きの2/3程度。

口に含んでクチュクチュやり、ガラガラっとやってペッ。
書いてある時間は気にせず、いつものやり方。

直後にアルコールチェッカーで検査。
うおっと、0.25と出たんだけど、ストロボをたいたので白飛びしてしまった。
もう一度。
最近の飲酒検問では「はぁーっ」と吹くと
「ふーっと吹いてください」と言われるので、センサーもふーっと吹く。

0.20ml/L!
直後より数値は下がったが、依然として酒気帯びとなる0.15ml/Lを超えている。

次に水道水で洗面時に使うコップでうがい。

数値は0.10ml/Lに下がったが、
「詳しい検査しますね」と言われて、車から引っ張り出されるかもしれないし、
「基準値以下ですけど、運転は止めてください」と言われるかもしれない。
最低でも「何か飲みましたか」とか聞かれそう。

さらにいつもより念入りにうがい。

0になった。
前述したが、試供品で規定量より少ない量だったからこれで済んだ可能性もある。

成分表にはエタノール(エチルアルコール)が最初に書かれている。
濃度がわからないが、うがいでこれだから、間違っても飲むとかなりまずい

いつものマウスウォッシュだとどうだろう。
いつものようにキャップ1杯取ってうがい。

直後に撮影。

0.10ml/L。
基準値は下回ったが、上記同様、検問で出るとちょっとまずいかも。
水でうがい。
0になった。

説明書には、10mlを口に含み、とあるが、キャップ1杯は27mlあった。
いつもは7分目くらいなのでそれで測ると15ml。
それでも説明書より多かったのに初めて気づいた。

成分のアルコールは先頭ではなく3番目。水を除けば2番目。
多少は少ないんでしょう。

いずれにしてもマウスウォッシュでうがいした後に運転する場合は、
必ず水で口を漱いで、かつ時間を置いた方が良いかもしれない。

表側の下に「アルコール含有」と書いてあったし、わざわざ赤線で
使用直後はアルコールが口内に残りますって書いてある。
「アルコール含有」ってこういうことだったのね。

参考にした検証記事にはいずれの製品も10分後には0になったとあるから、
10分は時間を空けた方が良いかも。

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