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盗作か、いわれなき中傷か、司法の判断は

2007-03-29 12:11:57 | Weblog
松本Vs槇原が全面対決!「盗作訴訟」第1回口頭弁論(サンケイスポーツ) - goo ニュース

時間と夢がどうのこうの。

この言葉に対する松本零士の思い入れの深さについて知る由もないが、
固執する気持ちはあまりピンと来ない。

それはともかく、
この言い回しはそれほど普通に使われるとは思えないし、
また誰にでも思いつくというようなものでもないので、
松本零士の著作権云々について争うものではないのだろう。

問題は槇原敬之が「盗作」したかどうかで、たまたま似ていたからと言って
根拠なく盗作だと騒ぎたてて、名誉を傷つけられたというのが言い分のようだ。

つまり、槇原敬之は、松本零士の著作権を否定しているものではなく、
盗作ではない、と言っているだけ。

この点、松本零士は勘違いをしているというか、思い違いをしているのではないか。

それは、記事にある、
>ぼくが先に(セリフを)書いたことは間違いない。
と言う部分。
これは論点が全くずれている。

発明じゃないんだから、別に後だ先だは関係ないことで、
誰も松本零士の著作権を疑っているわけではない。

著作権は確かに松本零士にあり、それを無断で引用したのなら盗作になる。

しかし、たとえ松本零士が先だろうが、著作権があろうが、似ていようが、
自由な発想から思いついた詩なら盗作にはならない。

時間の前後は関係ないんですね。

別に松本零士が槇原敬之の生活を監視しているわけでもないだろうし、
過去にこのセリフを見聞きして心に残っていると証明するのは難しいだろう。
また、詞を書いた時の状況を調べることも難しいだろう。

とすると、論点を「盗作かどうか」に持っていくしかないのではないか。

このセリフが漫画ではどのような場面、どのような意味合いで使われていて、
歌詞でもその使われ方、意味なども酷似しているから、盗作だ、という流れかな。

いずれにしても今後の展開に注目。
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