救援物資に殺到、強奪

被災者が支援物資奪い合い、運搬中の車に殺到…四川大地震(読売新聞) - goo ニュース

暴動がおこって商店が焼き打ちにあったりすると、
必ず商品を強奪する輩が出てきます。

いわゆる「火事場泥棒」の類ですね。
（火事場泥棒＝火事の混乱にまぎれて泥棒をすること、
　転じて、混乱に乗じて泥棒をしたり、不正な利益を得ること）

火事場泥棒が、日本でも全くないわけではないでしょう。
無人となった被災地に空き巣が入ったなんてニュースが流れたりします。

しかし、暴動や混乱のさなかに、堂々と商店から物を盗み出す人は
いなくはないかもしれませんが、ごく少数と思われます。

外国のニュースでは当たり前のように行われているのが放送され、
人間性か、国民性なのか、たまたまなのかわかりませんが、
違いを感じずにはいられませんね。

しかし、こういった大災害では、
一旦、配られた救援物資を奪い合う光景は見ることもありますが、
救援物資運搬中の車を襲うというのは、初耳です。

ボヤボヤしていたら到底救援物資にありつけないという
危機感と言うか、圧迫感と言うか、分らなくもないですが、
こういうことでは救援活動もままならないどころか、
逆に支援する人たちが危ない。

整然と救援活動が行われてこそ、迅速に対応ができるので、
こういう混乱を増幅させる行為は、かえって救援活動を遅らせ、
被災者自身の首を絞める結果になりかねません。