ソニー、PS3の「セル」生産撤退 東芝に売却へ(朝日新聞) - goo ニュース
これを単なるPS3の赤字縮小のための売却とみるのは間違いでしょう。
「セル」
ソニーと東芝、それにIBMが共同開発したプロセッサで、
PS3のエンジンである。
また、IBMではセルを搭載したサーバーを開発している。
このCPUは単に描画性能に優れたゲーム用エンジンというわけではなく、
ソニーの家電戦略の重要な位置を占める製品、のはずだった。
はずだった、というのはセル搭載の家電が発売されず、
家庭内のIT家電、デジタル家電ネットワークの見通しが立たないからだ。
加えて、
家庭内ネットワークのセントラル・コンピューターであるはずのPS3が、
売り方もそうだったが、次世代ゲーム機としてしか認知されなかった上に、
製造の遅れもあってスタートダッシュに失敗、
新しいコンセプトを提案したWiiにしてやられる結果となった。
東芝に売却しても、開発は続けるし、製品供給も受けるということで、
ソニーがセル自体を見限ったわけではないようだが、
製造の外注化という以上の軸足の変更になる。
これを単なるPS3の赤字縮小のための売却とみるのは間違いでしょう。
「セル」
ソニーと東芝、それにIBMが共同開発したプロセッサで、
PS3のエンジンである。
また、IBMではセルを搭載したサーバーを開発している。
このCPUは単に描画性能に優れたゲーム用エンジンというわけではなく、
ソニーの家電戦略の重要な位置を占める製品、のはずだった。
はずだった、というのはセル搭載の家電が発売されず、
家庭内のIT家電、デジタル家電ネットワークの見通しが立たないからだ。
加えて、
家庭内ネットワークのセントラル・コンピューターであるはずのPS3が、
売り方もそうだったが、次世代ゲーム機としてしか認知されなかった上に、
製造の遅れもあってスタートダッシュに失敗、
新しいコンセプトを提案したWiiにしてやられる結果となった。
東芝に売却しても、開発は続けるし、製品供給も受けるということで、
ソニーがセル自体を見限ったわけではないようだが、
製造の外注化という以上の軸足の変更になる。
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