JR、私鉄などの自動改札動かず 首都圏662駅、約4400台(共同通信) - goo ニュース
素通りで混乱回避 朝のラッシュ直撃 首都圏改札障害(朝日新聞) - goo ニュース
自動改札、使用不能に=首都圏のJR、私鉄、地下鉄-日本信号製、始発から (時事通信) - goo ニュース
JR東日本や地下鉄など、一部改札で電源入らないトラブル(ロイター) - goo ニュース
「電源が入らない」と書いているニュースもあるが、
どうやら「始発に備えて電源を入れてもソフトが起動しなかった」が正しいようだ。
通信回線を切って(物理的に「切る」のではなく、遮断するという意味)
再起動したら正常起動したというから、原因はともかく、
最初に不具合が出た時すぐに気がつかなかったのかな。
これだけ多くの駅で起こったということは、
おそらくは
「一見、正常に起動したように見えていた。」
「実際に改札を通ろうとして作動しない改札機があることが初めて分かった。」
だろうと思う。
でなければ、再起動してみようと思うはずだから。
そして回線を接続したままで再起動してもエラーが出たままだったら、
メンテナンス要員を呼んだろうからね。
少なくともどれだけ多くの駅で障害が発生しているかは、
かなり早い段階でわかっていたものと思われる。
そうでなければ、一部の改札機が止まっていた駅では
それだけを故障にして他の改札機を通過させたはず。
改札機が全部NGの駅があった、しかも一つではなく複数で、
さらに、影響の大きそうな駅、たとえば乗降客の多い駅、
乗り継ぎ乗り換えの要所となっている駅が、
含まれることがわかったんでしょう。
だからこそ改札をフリーパスにすることができたわけで、
その意味では、混乱回避の(人的)プログラムがよくできていたともいえる。
で、人はかなり賢かった、というか臨機応変に対応したと考えられるが、
機械の方は心もとない。
何より原因がはっきりしない。
通信プログラムに障害があったようだというが、
なぜこの日のこのタイミングで起こったのか、
それがわからないと解決にはならない。
ソフトウェアは必然の塊で、
うっかりだったり、たまたまで不具合が起こることはない。
AとBとCのタイミングがたまたま重なった、
というようなことはあっても、
同じタイミングで同じことが起これば同じ結果をもたらす、
それがソフトウェア、プログラムだから、
また同じきっかけがあれば、同じことが起こるのだ。
特定のメーカーの機種でしか起こっていないのは、
そのメーカーのソフトウェアの不具合を強く匂わせるが、
原因がはっきりするまでは、何とも言えない。
機械化、システム化によって、保有する人員の能力より
多くの処理がこなせるようになっている。
これはとりもなおさず、異常時には
人間のパワーでは対応しきれないことを意味している。
地下鉄や私鉄のシステムはよく知らないが、
JRのシステムは実はものすごく膨大なもので、
1枚1枚のSUICAについて、
何時どこの駅で乗って、どこを経由して、どこで降りた、
はセンターで1元管理している。
今までのメトロカードやIOカードはカード側に情報を持つ、
つまり情報がそのカードで完結しているが、
Suicaは(おそらくPasmoも)情報がセンターにある。
そこで通信回線を使って改札データを送るわけだが、
そのやり方にも、リアルタイム方式とバッチ方式がある。
システムがどのような構造になっていて、
今回のトラブルが一連の作業のどこで起こったのか、
これ以上は詳しく突っ込まないが、
早急なる原因究明と対策が望まれる。
素通りで混乱回避 朝のラッシュ直撃 首都圏改札障害(朝日新聞) - goo ニュース
自動改札、使用不能に=首都圏のJR、私鉄、地下鉄-日本信号製、始発から (時事通信) - goo ニュース
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「電源が入らない」と書いているニュースもあるが、
どうやら「始発に備えて電源を入れてもソフトが起動しなかった」が正しいようだ。
通信回線を切って(物理的に「切る」のではなく、遮断するという意味)
再起動したら正常起動したというから、原因はともかく、
最初に不具合が出た時すぐに気がつかなかったのかな。
これだけ多くの駅で起こったということは、
おそらくは
「一見、正常に起動したように見えていた。」
「実際に改札を通ろうとして作動しない改札機があることが初めて分かった。」
だろうと思う。
でなければ、再起動してみようと思うはずだから。
そして回線を接続したままで再起動してもエラーが出たままだったら、
メンテナンス要員を呼んだろうからね。
少なくともどれだけ多くの駅で障害が発生しているかは、
かなり早い段階でわかっていたものと思われる。
そうでなければ、一部の改札機が止まっていた駅では
それだけを故障にして他の改札機を通過させたはず。
改札機が全部NGの駅があった、しかも一つではなく複数で、
さらに、影響の大きそうな駅、たとえば乗降客の多い駅、
乗り継ぎ乗り換えの要所となっている駅が、
含まれることがわかったんでしょう。
だからこそ改札をフリーパスにすることができたわけで、
その意味では、混乱回避の(人的)プログラムがよくできていたともいえる。
で、人はかなり賢かった、というか臨機応変に対応したと考えられるが、
機械の方は心もとない。
何より原因がはっきりしない。
通信プログラムに障害があったようだというが、
なぜこの日のこのタイミングで起こったのか、
それがわからないと解決にはならない。
ソフトウェアは必然の塊で、
うっかりだったり、たまたまで不具合が起こることはない。
AとBとCのタイミングがたまたま重なった、
というようなことはあっても、
同じタイミングで同じことが起これば同じ結果をもたらす、
それがソフトウェア、プログラムだから、
また同じきっかけがあれば、同じことが起こるのだ。
特定のメーカーの機種でしか起こっていないのは、
そのメーカーのソフトウェアの不具合を強く匂わせるが、
原因がはっきりするまでは、何とも言えない。
機械化、システム化によって、保有する人員の能力より
多くの処理がこなせるようになっている。
これはとりもなおさず、異常時には
人間のパワーでは対応しきれないことを意味している。
地下鉄や私鉄のシステムはよく知らないが、
JRのシステムは実はものすごく膨大なもので、
1枚1枚のSUICAについて、
何時どこの駅で乗って、どこを経由して、どこで降りた、
はセンターで1元管理している。
今までのメトロカードやIOカードはカード側に情報を持つ、
つまり情報がそのカードで完結しているが、
Suicaは(おそらくPasmoも)情報がセンターにある。
そこで通信回線を使って改札データを送るわけだが、
そのやり方にも、リアルタイム方式とバッチ方式がある。
システムがどのような構造になっていて、
今回のトラブルが一連の作業のどこで起こったのか、
これ以上は詳しく突っ込まないが、
早急なる原因究明と対策が望まれる。
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