今年はサンマが安い。
そのまま塩焼きにしても十分おいしいですが、
干物がこれまたうまい。
太陽のエネルギーを吸収して旨みが増すこと間違いなし。
焼いた時に身がほぐしやすくなって子供たちにも好評。
我が家では、サンマの干物は自家製です。
安いサンマも一ランクアップします。
**最初にご注意**
私が左利きなので、開き方もでき上がりも左右逆になっています。
右利きの人の場合、作法では、魚の頭が左を向くように置きます。
また、手前が腹になるようにしますが、
以下の写真では、上下を逆にしないと頭が右を向きます。
写真を左右逆転させてもよかったのですが、
左利きは私のアイデンティティでもあるので、
敢えてこのままにしました。
作法に厳しい方にはお見苦しいかもしれませんが、
その程度の素人料理だとお考えになり、ご容赦ください。
右利きの方は鏡像(左右が逆)としてお考えになるといいかもしれません。
***
さて、まずはサンマを開きます。
サンマは背開きです。
背中を中骨の上に包丁が入るようにして切っていく。
包丁は細身のものが使いやすい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/45/83b5cb4d2afc0826f31aefd5d7d7f1ca.jpg)
切る深さは、まずは中骨くらいまででOK。
一気に腹側まで切らなくていい。
続いて、包丁を少し立てて、中骨の腹側まで包丁を入れていく。
よく切れる包丁を使うと楽ちん(当り前か)
勢い余って、腹を裂いてしまわないように注意。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/ff/bc07d6f8cb29073313a78d54397cb993.jpg)
写真では身をめくるようにしていますが、中骨を見せるため。
腹側まで包丁が通ったら、むなびれの手前を縦に切って開き、
内臓を手で取って軽く水洗いします。
できたのがこれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/57/589780cf5f44c0a0eeb3a55d7dd77e71.jpg)
ちなみに、よく言われることに
魚は関東では背開き、関西では腹開きで、関東は武士の町なので、
腹開きは切腹につながるので嫌う、と言うけど怪しいもんです。
その証拠?
関東でもアジやエボダイは腹開きです。
魚の腹開きを全面的に嫌うわけではありません。
また、サンマを腹開きにしてみるとわかりますが、きれいな形になりません。
背開きにした方が見栄えがいい。
同様にアジは背開きにすると形がいびつになる。
開いた時の全体の形、頭部の開きやすさ、腹の部分の崩れやすさなどから、
経験則で開き方が決まっていったものと思います。
ウナギはどちらから開いても同じような形で、皮の模様の好みもあって、
関東関西の差が出たと思います。(勝手な持論、特に根拠なし)
さて、サンマの開きができたら、塩をします。
「塩を振る」のが常套手段、本来かもしれませんが、
ここはテクがなくても失敗しない方法にします。
それは塩水につける方法。
塩の濃度は3%にします。海水程度の濃さです。
舐めるとしょっぱいな、くらいです。
多少好みで加減しても構いません。
3%というと薄いようですが、
1リットルの水に30グラムの塩、結構な量です。
これにサンマを30秒くらい漬けます。
水はいい水(浄水など)を使い、塩は天塩(あましお)を使います。
食卓塩では風味が出ません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/bd/454ee3c98795413f5a7b20cfb30d5c7e.jpg)
少し時間を長くしても塩気を強くすることはできますが、
せいぜい1分くらいまでですね。
塩水から出して軽く水を切り(拭かないで自然に)
金網に並べて天日干し。
うちではベランダで干します。
虫がつかないように食卓用の網をかけ、
その網が飛ばないように四隅をピンチで止めてます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/3e/c33019fc8f8b5b0d0345c703e1638a81.jpg)
真夏の直射日光なら、2、3時間ででき上がり。
今の時期でも日が当たれば半日でできるでしょう。
これもお好みで日に当てる時間を加減してください。
ピンク色がやや褐色になって脂も染みだしてきたり、うまそうになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/79/fc4d3e05e3639c29bb00cdcbb9b0839f.jpg)
焼いたら、大根おろしを添えて食べましょう。
そのまま塩焼きにしても十分おいしいですが、
干物がこれまたうまい。
太陽のエネルギーを吸収して旨みが増すこと間違いなし。
焼いた時に身がほぐしやすくなって子供たちにも好評。
我が家では、サンマの干物は自家製です。
安いサンマも一ランクアップします。
**最初にご注意**
私が左利きなので、開き方もでき上がりも左右逆になっています。
右利きの人の場合、作法では、魚の頭が左を向くように置きます。
また、手前が腹になるようにしますが、
以下の写真では、上下を逆にしないと頭が右を向きます。
写真を左右逆転させてもよかったのですが、
左利きは私のアイデンティティでもあるので、
敢えてこのままにしました。
作法に厳しい方にはお見苦しいかもしれませんが、
その程度の素人料理だとお考えになり、ご容赦ください。
右利きの方は鏡像(左右が逆)としてお考えになるといいかもしれません。
***
さて、まずはサンマを開きます。
サンマは背開きです。
背中を中骨の上に包丁が入るようにして切っていく。
包丁は細身のものが使いやすい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/45/83b5cb4d2afc0826f31aefd5d7d7f1ca.jpg)
切る深さは、まずは中骨くらいまででOK。
一気に腹側まで切らなくていい。
続いて、包丁を少し立てて、中骨の腹側まで包丁を入れていく。
よく切れる包丁を使うと楽ちん(当り前か)
勢い余って、腹を裂いてしまわないように注意。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/ff/bc07d6f8cb29073313a78d54397cb993.jpg)
写真では身をめくるようにしていますが、中骨を見せるため。
腹側まで包丁が通ったら、むなびれの手前を縦に切って開き、
内臓を手で取って軽く水洗いします。
できたのがこれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/57/589780cf5f44c0a0eeb3a55d7dd77e71.jpg)
ちなみに、よく言われることに
魚は関東では背開き、関西では腹開きで、関東は武士の町なので、
腹開きは切腹につながるので嫌う、と言うけど怪しいもんです。
その証拠?
関東でもアジやエボダイは腹開きです。
魚の腹開きを全面的に嫌うわけではありません。
また、サンマを腹開きにしてみるとわかりますが、きれいな形になりません。
背開きにした方が見栄えがいい。
同様にアジは背開きにすると形がいびつになる。
開いた時の全体の形、頭部の開きやすさ、腹の部分の崩れやすさなどから、
経験則で開き方が決まっていったものと思います。
ウナギはどちらから開いても同じような形で、皮の模様の好みもあって、
関東関西の差が出たと思います。(勝手な持論、特に根拠なし)
さて、サンマの開きができたら、塩をします。
「塩を振る」のが常套手段、本来かもしれませんが、
ここはテクがなくても失敗しない方法にします。
それは塩水につける方法。
塩の濃度は3%にします。海水程度の濃さです。
舐めるとしょっぱいな、くらいです。
多少好みで加減しても構いません。
3%というと薄いようですが、
1リットルの水に30グラムの塩、結構な量です。
これにサンマを30秒くらい漬けます。
水はいい水(浄水など)を使い、塩は天塩(あましお)を使います。
食卓塩では風味が出ません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/bd/454ee3c98795413f5a7b20cfb30d5c7e.jpg)
少し時間を長くしても塩気を強くすることはできますが、
せいぜい1分くらいまでですね。
塩水から出して軽く水を切り(拭かないで自然に)
金網に並べて天日干し。
うちではベランダで干します。
虫がつかないように食卓用の網をかけ、
その網が飛ばないように四隅をピンチで止めてます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/3e/c33019fc8f8b5b0d0345c703e1638a81.jpg)
真夏の直射日光なら、2、3時間ででき上がり。
今の時期でも日が当たれば半日でできるでしょう。
これもお好みで日に当てる時間を加減してください。
ピンク色がやや褐色になって脂も染みだしてきたり、うまそうになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/79/fc4d3e05e3639c29bb00cdcbb9b0839f.jpg)
焼いたら、大根おろしを添えて食べましょう。
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