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WHOの自殺報道ガイドライン

2020-09-28 00:23:03 | 闘病・治療
世界保健機関(WHO)の「自殺対策を推進するためにメディア関係者に知ってもらいたい基礎知識2017年版
(いわゆる『自殺報道ガイドライン』)」

まいどなニュースの記事を転載したgooニュースからの引用

まいどなニュースでは「やるべきこと」を先に「やってはいけないこと」を後に記述。
gooニュースは順序を逆にして「やってはいけないこと」を先に記述している。

しかし、これ見るとTVの報道は「やってはいけないこと」を多くやっていないかとても気になる。
なんだかんだ言ってもTVは見る人が圧倒的に多い影響の大きいメディア。
過去の映像を延々と流したり、知人友人のインタビューを数多く紹介するのはいかがなものか。

確かに特に有名人の場合は気になることであり、詳細を知りたいと思う気持ちもないではないが、
視聴者が望むからと言う理由で、殊更詳しく多く何度も報道しようとしていないかよく考えてほしい。
自殺だけでなく事故や病気による死亡の時もそうで各社各局横並びで延々とやるのはやめてほしい。

***

【やってはいけないこと】
・自殺の報道記事を目立つように配置しないこと。また報道を過度に繰り返さないこと
・自殺をセンセーショナルに表現する言葉、よくある普通のこととみなす言葉を使わないこと、
 自殺を前向きな問題解決策の一つであるかのように紹介しないこと
・自殺に用いた手段について明確に表現しないこと
・自殺が発生した現場や場所の詳細を伝えないこと
・センセーショナルな見出しを使わないこと
・写真、ビデオ映像、デジタルメディアへのリンクなどは用いないこと


【やるべきこと】
・どこに支援を求めるかについて正しい情報を提供すること
・自殺と自殺対策についての正しい情報を、自殺についての迷信を拡散しないようにしながら、
 人々への啓発を行うこと
・日常生活のストレス要因または自殺念慮への対処法や支援を受ける方法について報道をすること
・有名人の自殺を報道する際には、特に注意すること
・自殺により遺された家族や友人にインタビューをする時は、慎重を期すること
・メディア関係者自身が、自殺による影響を受ける可能性があることを認識すること

【相談先】
・こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556

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