
2015/1/23、TOHOシネマズ錦糸町。
スクリーン6。
9列114席(他に車いす席2)。
E列を選んだが、高さ的にはもう1列後ろの方が良かった。
スクリーン5、6、7、8は席数に若干の差はあるがいずれも9列。
ただし、スクリーンの高さが同じとは限らないので、
この4つのすべてでF列が良いとは限らない。
過去ログにも記載無く(最初の頃はどの館でどの位置が良いか書いてない)今後の課題。
*
久しぶりに行った。
シネマイレージは溜めているが、フリーパスを貰うほどには行っていないで、
いつも期限切れになっている。
ポイントは有効期限がないが、無駄にするのがもったいないので使っている。
ただ、2枚のカードでそれぞれのポイントを使ってのオンライン予約は一度にはできない。
システム的に複数IDによるログインが出来ないのでしょうがない。
どうしてもやりたければ、それぞれのカードでログインし、
それぞれでポイントを使って予約することになる。
*
クリストフ・バルツ、エイミー・アダムス、ダニー・ヒューストン
*
物語は、新聞記者、ディック・ノーラン(ダニー・ヒューストン)の語り口で始まる。
映像は大量にコピー印刷される大きい目の子供の絵。
*
1958年、DVに苦しめられていたマーガレット・ウルブリッヒ(エイミー・アダムス)は、
荷物をまとめ、娘ジェーンを連れて家を出た。
カリフォルニアに着いたマーガレットは、子供を養うため、職探しを始める。
絵を得意とするマーガレットだが、やっと手に入れた職は子供用ベッドに
ハンプティ・ダンプティの絵を書く仕事。
休みの日には広場で似顔絵を描くバイトをやっていた。
たまたま隣で風景画を販売していたウォルター・キーン(クリストフ・バルツ)が、
近づいてきて、マーガレットとその絵を散々持ち上げる。
マーガレットはウォルターに聞かれ、「目の大きい子供」の絵を書く理由を語る。
そこには自分の幼少期の思いが込められていた。
やがて、マーガレットとウォルターは急速に親しくなり、二人はハワイで結婚、
マーガレットは新たな幸せをつかんだ、かに見えた。
ウォルターはバーに絵を展示しオーナーとケンカしたことが話題となって
マーガレットの絵が飛ぶように売れる。
しかし、ウォルターは「ピッグアイズ」を自分の作品だとし、
売るためには必要な方便だとして、マーガレットに絵を描かせ、自分の名で売る。
やがて絵は人気を博し、ウォルターは富と名声を得るが、
嘘を強いられるマーガレットは精神的に追い詰められていく。
*
その後もウォルターは、ビッグアイズは自分の作だとしていたが、新作は1枚も書かず、
2000年に無一文で亡くなった。
マーガレット・キーンは後にロサンゼルスに戻って再婚し、現在も絵を書き続けている。
映画の最後にはウォルター自身の写真と、エイミー・アダムスと並んで写真に納まる
マーガレットの写真が映し出された。
*
音楽ですが、どこかに似たような話がありましたなぁ。
あるいは自分の著書の感想を聞かれ「まだ読んでない」と答えたタレントがいたとか。
「ゴースト何とか」ってドラマもありましたっけ。
*
伝記物は難しい。
特に実在の人物の長期にわたる紆余曲折を2時間ほどの中に凝縮して描くのは
ただ時系列に流れを追うだけになりがち。
ティム・バートンにしては毒が少なく、淡々と進む感じだ。
どこが「山」なのか、いまいち盛り上がりに欠ける。
ディック・ノーランの語り口を使ってはいるが、彼の見たキーンの物語でもないし、
展開をノーラン目線で進めるように徹底されているわけでもなく、
なぜそういう構成にしたのかはよくわからない。
気になったのはタバコ。
当時としては普通なんだろうが、多くの人が様々な場所でタバコをくゆらす。
*
マーガレットの作品「ビッグアイズ」は芸術的な絵画と言うよりもいわゆるポップアート。
法廷で書いた絵は本物と同じもの、チラシに使われている絵も彼女の代表作のひとつ。
ただ、個人的には好きになれない。
バランスがどうのこうの言うつもりは全くない。
日本の少女マンガのように(それが好きなわけではないが)目がキラキラと大きいのではなく、
暗くおどろおどろしい感じで、時に骸骨のようにさえ感じるからだ。
*
画材については疎く、アクリル画と油絵の違いもわからないので、
見た目で区別がつくのかどうかもよくわからない。
ただ、アクリル絵の具には水溶性のものと溶剤型があるそうで
映画ではアトリエで溶剤らしきものが倒れて、火事になりそうになるシーンが
あったので溶剤型アクリル絵の具を使っていると思われる。
また最初の頃の似顔絵のシーンでは完成した絵にスプレーを吹き付けていたが、
鉛筆画が消えたりかすれたりしないための定着液のようだ。
当時のアメリカの物価水準からみて似顔絵1枚1ドルが安いのか高いのか。
大した金にはならなかったと言うエピなので安いものだとは思うが程度が分からない。
スクリーン6。
9列114席(他に車いす席2)。
E列を選んだが、高さ的にはもう1列後ろの方が良かった。
スクリーン5、6、7、8は席数に若干の差はあるがいずれも9列。
ただし、スクリーンの高さが同じとは限らないので、
この4つのすべてでF列が良いとは限らない。
過去ログにも記載無く(最初の頃はどの館でどの位置が良いか書いてない)今後の課題。
*
久しぶりに行った。
シネマイレージは溜めているが、フリーパスを貰うほどには行っていないで、
いつも期限切れになっている。
ポイントは有効期限がないが、無駄にするのがもったいないので使っている。
ただ、2枚のカードでそれぞれのポイントを使ってのオンライン予約は一度にはできない。
システム的に複数IDによるログインが出来ないのでしょうがない。
どうしてもやりたければ、それぞれのカードでログインし、
それぞれでポイントを使って予約することになる。
*
クリストフ・バルツ、エイミー・アダムス、ダニー・ヒューストン
*
物語は、新聞記者、ディック・ノーラン(ダニー・ヒューストン)の語り口で始まる。
映像は大量にコピー印刷される大きい目の子供の絵。
*
1958年、DVに苦しめられていたマーガレット・ウルブリッヒ(エイミー・アダムス)は、
荷物をまとめ、娘ジェーンを連れて家を出た。
カリフォルニアに着いたマーガレットは、子供を養うため、職探しを始める。
絵を得意とするマーガレットだが、やっと手に入れた職は子供用ベッドに
ハンプティ・ダンプティの絵を書く仕事。
休みの日には広場で似顔絵を描くバイトをやっていた。
たまたま隣で風景画を販売していたウォルター・キーン(クリストフ・バルツ)が、
近づいてきて、マーガレットとその絵を散々持ち上げる。
マーガレットはウォルターに聞かれ、「目の大きい子供」の絵を書く理由を語る。
そこには自分の幼少期の思いが込められていた。
やがて、マーガレットとウォルターは急速に親しくなり、二人はハワイで結婚、
マーガレットは新たな幸せをつかんだ、かに見えた。
ウォルターはバーに絵を展示しオーナーとケンカしたことが話題となって
マーガレットの絵が飛ぶように売れる。
しかし、ウォルターは「ピッグアイズ」を自分の作品だとし、
売るためには必要な方便だとして、マーガレットに絵を描かせ、自分の名で売る。
やがて絵は人気を博し、ウォルターは富と名声を得るが、
嘘を強いられるマーガレットは精神的に追い詰められていく。
*
その後もウォルターは、ビッグアイズは自分の作だとしていたが、新作は1枚も書かず、
2000年に無一文で亡くなった。
マーガレット・キーンは後にロサンゼルスに戻って再婚し、現在も絵を書き続けている。
映画の最後にはウォルター自身の写真と、エイミー・アダムスと並んで写真に納まる
マーガレットの写真が映し出された。
*
音楽ですが、どこかに似たような話がありましたなぁ。
あるいは自分の著書の感想を聞かれ「まだ読んでない」と答えたタレントがいたとか。
「ゴースト何とか」ってドラマもありましたっけ。
*
伝記物は難しい。
特に実在の人物の長期にわたる紆余曲折を2時間ほどの中に凝縮して描くのは
ただ時系列に流れを追うだけになりがち。
ティム・バートンにしては毒が少なく、淡々と進む感じだ。
どこが「山」なのか、いまいち盛り上がりに欠ける。
ディック・ノーランの語り口を使ってはいるが、彼の見たキーンの物語でもないし、
展開をノーラン目線で進めるように徹底されているわけでもなく、
なぜそういう構成にしたのかはよくわからない。
気になったのはタバコ。
当時としては普通なんだろうが、多くの人が様々な場所でタバコをくゆらす。
*
マーガレットの作品「ビッグアイズ」は芸術的な絵画と言うよりもいわゆるポップアート。
法廷で書いた絵は本物と同じもの、チラシに使われている絵も彼女の代表作のひとつ。
ただ、個人的には好きになれない。
バランスがどうのこうの言うつもりは全くない。
日本の少女マンガのように(それが好きなわけではないが)目がキラキラと大きいのではなく、
暗くおどろおどろしい感じで、時に骸骨のようにさえ感じるからだ。
*
画材については疎く、アクリル画と油絵の違いもわからないので、
見た目で区別がつくのかどうかもよくわからない。
ただ、アクリル絵の具には水溶性のものと溶剤型があるそうで
映画ではアトリエで溶剤らしきものが倒れて、火事になりそうになるシーンが
あったので溶剤型アクリル絵の具を使っていると思われる。
また最初の頃の似顔絵のシーンでは完成した絵にスプレーを吹き付けていたが、
鉛筆画が消えたりかすれたりしないための定着液のようだ。
当時のアメリカの物価水準からみて似顔絵1枚1ドルが安いのか高いのか。
大した金にはならなかったと言うエピなので安いものだとは思うが程度が分からない。
まあ、ざっくり千円を5百円に値切られたってとこでしょうか。
その時の為替水準では、生活様式から見た価値とは違いますし、正確にどうこう言うつもりはありませんが、
千円が5百円というのはいいところかもしれません。
「当時のアメリカの物価水準からみて似顔絵1枚1ドルが安いのか高いのか」という点に関連して、酷くいい加減な計算を一つ。
全く良くわかりませんが、下記のサイトの記事(10年前のものです!)によれば、井の頭公園での似顔絵は500円から1000円、アメリカでの似顔絵は5ドルから10ドル。
仮に1ドル=100円とすれば、日米でだいたい同じくらいかもしれません。
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2005/0523/041307.htm?o=0
問題は、1960年頃の1ドルが現在どのくらいの価値があるのかということですが、仮に、下記の記事が正しいとしたら、当時の1ドルは今の4ドルから5ドルの価値があることになり、結局、マーガレットの似顔絵は、井の頭公園の似顔絵屋のとだいたい同じくらいの値段ということになるのかもしれません。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1068796770
でも、こんな計算はあまりにも粗雑であり、お遊び事にもならないでしょう!
失礼いたしました。