大相撲７月場所初日

久しぶりの地方場所。

有観客で地方と言うことで興味深い。
白鵬久しぶりの本場所登場、照ノ富士の綱とり、高安の大関取り、などなど話題が満載だった。

しかし、高安は場所直前の稽古でぎっくり腰を発症し急遽休場となってしまった。

新入幕の一山本は白星発進で「新入幕だからと言って特に今までの白星とは変わらない」と言ってのけた。
一方、両膝の故障、手術で序二段まで陥落して今場所ついに再入幕を果たした宇良は緊張したようで、
「帰ってきた」思いが強くなったとのこと。
何度も非常に危ない状況をしのいで最後は溶き落としで勝利。

照強は巨漢魁聖を貼Rから出し投げで崩し、押し出し。

豊昇龍はいつもの青いまわしではなく、赤いまわしで阿武咲を押し出し。
一瞬引きそうになってヒヤッとしたがすぐに思い直して勝利した。

翔猿は一瞬の蹴返しで琴恵光を土俵に沈めた。
逸ノ城は御嶽海を捕まえじっくりと押し出し。御嶽海は何もできず。
正代は隆の勝を一方的に押し出し。

貴景勝は大栄翔との突っ張り合いに劣勢だったが土俵際で突き落とし（決まり手はすくい投げ）
照ノ富士は遠藤の巧みな技に惑わされず落ち着いて攻め寄り切り。

結び、久々の白鵬は万全の立ち合いで明生を捉え圧勝かと思いきや、かなり苦戦し最後下手投げで勝利。

横綱、大関陣は全勝、と言いたいところだが朝乃山が休場で取り組みが組まれていない。
今場所は出場停止の全休なので、朝乃山の大関陥落は確定。
同じく出場停止の竜電も十両陥落が確定的。

なお、先場所まで９７連敗の勝南桜は初日負け、９８連敗と連敗記録を更新した。
現在の番付は西序の口２４枚目。