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株価と円レートの来週の行方は?

2008-10-25 10:22:05 | 政治経済
もう本当に冗談ではすまなくなってしまいましたね。

1万円の大台もあっさり割って、一時期は壁になった8千円も、
渋るかと思いきや、あっさりと割り込んで、7600円台まで下がってしまった。

もうバブル期以降の最安値にぎりぎりのところまできました。

何よりすごいのが円高で一時90円台をつけたらしい。
金があれば、ドルを買っとくんだけどなぁ。

これだけ動きの幅が大きいと、うまくすればぼろもうけだってあり得る。
その分大損している人はいるんでしょうけど。

実体経済への影響と言うけど、そりゃあるでしょう。
ともかくこの動きが実体経済を超越して変動しているから、
経済自体が相場に引きずられてくるだろうし、
企業の持ち株が時価評価されることで業績の悪化につながる。

エコノミストによれば、金曜も株価が下落すれば、
各国が、土日に対応策を検討し、発表せざるを得ないだろうとの読み。
それによって、たとえ一時的にせよ、持ち直すだろうとのことのようです。

実際にこの土日で経済がどうこうなるわけではないが、
何もしないと一段の下げもあり得るかもしれない。

本当に大したことないなんて言ってないで、この株安を止めてくれ。

もちろん、止めるだけでなく、回復させてほしいけど、
ここまで下がれば一気に上昇も難しいだろうし、
円高の影響もあるから、まずは止めて、
ジリジリで良いから上がるように考えてほしい。

今回の大暴落。
ほんの1か月前には12000円台で推移していたのだから、
まさに大暴落。

年末には13000円なんて話もあったのに、
まったくわからないものです。

で思ったのは、そのころこの大暴落を予測して、
例えば、バブル期以来の最安値更新もあり得るなんていうと、
ばっかじゃないの、と言われたことでしょう。

もしそういう予測を立てた人がいたとしたら、
ご自身はそれなりの根拠をもってたんでしょうが、
予測ではなく、予言、妄言と言われたでしょうね。

今になってみると、私はあの時そう思っていた、
なんて人も出るかもしれません。

この大暴落のちょっと前に少し金融系の方とお話しする機会があったのですが、
どなたも年末危ないなんてこれっぽっちも言っておられませんでした。

それどころか、この先の株価の上昇を予測し、はっきり言って買い時ですよ、
なんていう方ばかりでしたね。

つまり、全くの大外れ、それもケタ違いの大外れ。

もちろんこの方々を責めるつもりはなくて、
多くの情報を持って判断しているはずのプロでも見通しは難しいんだな、
と改めて思ったわけです。
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