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インフルエンザ

2021-10-19 23:14:51 | 闘病・治療
インフルエンザは毎年1千万人ほどの患者が出る。
新型が出た場合などは3千万、4千万人の患者が出てもおかしくない。

ところが昨年は1万4千人ほどだったらしい。
新型コロナウィルス対策で、多くの人が手洗い、うがい、マスク着用を心掛け、外出を控えたおかげだと言う。
今年もほぼゼロで推移しているらしい。
ということは、感染に気を付けて暮らしていればコロナウィルス対策だけでなくインフルエンザにも効果がある。

もっともインフルエンザの流行はこれからの時期になるので、コロナウィルスの蔓延が収まりかけているからと言って、
感染症対策を怠れば流行する危険は確かにある。

緊急事態宣言が解除され、来月には制限が緩和される可能性があるからと言って、国民全体が感染症対策を完全に忘れて
浮かれるとは到底思えない。

多くの人は多かれ少なかれ今まで同様に感染症対策には気を遣って生活するだろう。
そのおかげでインフルエンザも多少流行はあっても、従来のような大流行にはならないだろうと考えるのが自然。

しかし、TVの報道では昨年インフルエンザ゛患者が少なかったから集団免疫が形成されておらず、
ひとたび流行すればとんでもない大流行になるのではないかと不安を煽っている。

しかも、インフルエンザの予防接種の予約が取りにくいとかワクチンが不足しているとかさらなる不安をあおる始末。
加えてインフルエンザの大流行でコロナウィルス官需との区別がつかず、医療現場が大混乱するとのおまけつき。

もちろんそういう可能性はあるだろうし、インフルエンザだって新型が発生しない保証はない。
予想外の新型インフルエンザが発生すればその流行は例年を超えることは容易に推定できる。

しかし、ネガティブな可能性ばかり強調してどうしようもないと言うのは止めてくれ。

そういう可能性があるからコロナナウィルスが落ち着いたとしても、手洗い、うがい、マスク着用を励行し、
人込みは避ける、三密にならないように注意する、などなど積極的に流行を回避しようと啓蒙するのならまだしも、
インフルエンザが大流行する、インフルエンザワクチンの予約が取れない、ワクチンそのものが足りないと
不安材料ばかり並べたてるのはいかがなものか。

ネガティブ情報を並べ立てる方が視聴率がいいんだろうとは想像できるが、そういう報道姿勢で良いのかは疑問だ。




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