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アルファベット入りナンバープレート

2021-11-02 18:03:26 | 
アルファベット入りのナンバープレートといえばすぐに思いつくのは米軍関係者の「Y」ナンバー。
Y以外見たことはないが、E、H、K、M、Tも使われているそうだ。

今回ここで取り上げるのは、ひらがな(あるいは上記のアルファベット)のアルファベットではなく、
その上の、分類番号の部分。

ここにアルファベットが使えるようになったのは、2017年から。
何回か見た記憶はあるが、滅多に見ない。

自動車が日本に入ってきた当初はナンバーがなかったらしい。
そのうち、4桁の数字のナンパープレートが付くようになり、道府県や陸運支局の名称が入り、
分類番号も入るようになった。

昔の話だが「品5のなんちゃら」というナンバープレートを付けた車を見たことがある。

分類番号の1桁目は、車の種類を表し、1は大型貨物、2はバスなどの多人数が乗れるもの、
3、5、7は乗用車、4、6は貨物、8は特殊用途や改造車、9はいわゆる大特などとなっている。

日本の制度では一度使われたナンバーは2度と使われないので、そのうちナンバーが足りなくなり、
2桁化、3桁化された。
2、3桁目では、以前は、X30からX99が希望番号だったが、今はX10からX99が希望番号。
(Xは0~9)

希望番号制ではどうしても人気のある番号に偏りがあり、人気の高いものは抽選になっているが、
それでも一部番号の払い出しが早く進むため、ついに3桁目、2桁目にアルファベットが使えるように。
何回か見たことがあるが、写真は取った記憶がない。

これで00~99の100種類が、00~ZZの1296種類と一気に13倍近く、になったわけではない。
そもそも00~99の中でも使われない番号があるし、紛らわしいからなどの理由で使わないアルファベットがある。
(使わない理由は推定)

:使用可
B:使用不可(8と紛らわしい)
:使用可
D:使用不可(0、O、Qと紛らわしい)
E:
:使用可
G:使用不可(6と紛らわしい)
:使用可
I:使用不可(1、Jと紛らわしい)
J:使用不可(1、iと紛らわしい)
:使用可
:使用可
:使用可
N:
O:使用不可(0、D、Qと紛らわしい)
:使用可
Q:使用不可(0、D、Oと紛らわしい)
R:
S:使用不可(5と紛らわしい)
T:
U:使用不可(Vと紛らわしい)
V:使用不可(Uと紛らわしい)
W:
:使用可
:使用可
Z:使用不可(2と紛らわしい)

使えるアルファベットは10文字。多分使わない数字は99だけだと思うので(軽は除く)
00~98の99種類が、0A~YYまでの190種類種増えて、ほぼ3倍になったことになる。
番号が足りなくなりゃ、ご当地ナンバー増やすのか、分類番号を4桁にするんだろうと思っていたから、
いまさらながら、アルファベットは盲点だった。

例えば東京では、地名は長らく品川、足立、練馬、多摩の4種類だったが、ご当地ナンバーの採用で、
品川から世田谷、足立から江東と葛飾、練馬から板橋と杉並が分離し、計9種類となっている。

ご当地ナンバーになれば、住んでいる地域が特定されるとの反対意見もあるらしい。
車の所有率はわからないものの、世田谷区民90万人越え、江東、板橋、杉並区民のいずれも50万人越えで、
区が特定されたとしても、そうやすやすと所有者が特定できるとは思えない。

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