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アベノマスク個人配布希望締切延長

2022-01-11 20:42:35 | 政治経済
アベノマスクが大量に残っていてその保管に億単位のカネがかかっている話は散々聞かされた。
野党が無駄金だと追及していたが、今年の3月末で残りは廃棄すると決まった。
すると今度は廃棄に金がかかるとまた文句を言いだした。

それはさておき、余った分を押し付けられそうになった自治体から「要らない」の声が続出した。
ところが、どこかの経済評論家が「ただで配ればいい、ただならみんな欲しい」と言ったのは驚いた。
これだけぼろくそに言われてるのに少しぐらいならあっても良いなと思っていても言い出しにくい。

いずれにしてもその評論家の意見を聞いたか聞かなかったかわからないけど(多分聞いてない)
自治体がダメなら、希望する団体から個人にも配ると言い出した。

箱単位かと思っていたら100枚単位。
不良が多いらしいから検品もするだろうし、希望に合わせて枚数を揃え、箱詰めし直して梱包して郵送。
そちらにいくらかかるのか、廃棄とどちらが高いのか、そこまで追ったメディアはなかった。

希望は厚労省の特設ページから申し込み用のEXECLファイルを入手して書き込み、
専用のメールアドレスに送付するだけ。

その申込期限がまもなく、14日に迫っている。
巷間の不評にもかかわらず、ただならもらいたいと思う方は急げ。
詳細は特設ページ確認ください。
自治体・個人・団体からの布製マスクの配布希望の申出について

念のため確認したら、締め切りが1/14から1/28に延長されていた。
おかげで1月中旬となっていた配布開始が2月以降になっている。
人気が無いので延長したのか、希望が多くて事務作業に手間取っているのか、他作業が忙しくて後回しになっているのか、
理由はわからないが、ともかく延長。(人気があって延長することになったと書いている記事もあった)

アベノマスクが不評なのは、不良品が多い、不織布やウレタンのマスクが普及して布製マスクは人気が無い、
などいろいろあろうが個人的には「小さい」ことに尽きる。

現在普及しているマスクは鼻から顎までを覆うものが中心。
鼻が当たる部分には金属が入っていてそれを曲げることで密着度が増す。
(そのまま装着して鼻の横から空気が漏れている人も散見されるが)

布マスクは鼻と口は覆うがいかにも小さい。
喋るとずれてしまうのは今のマスクも同様。
特に今のマスクは顎まで覆っているため、喋ると段々下にずれてきて鼻が出るいわゆる鼻マスクになってしまう。
(韓国製のKF94の中には、喋ると上にずれて顎から外れるものもある)

しかし、よく考えてみると昔は布マスクでした。(正確にはガーゼマスク)
ざっくり調べたところ、ガーゼマスクが登場したのは1950年ごろらしい。
不織布マスクの登場はそれから約四半世紀後の1973年らしい。
ネット記事によれば、1980年代でもガーゼマスクが一般的で、不織布マスクは医療関係者が
使っていたように思うとのこと。
多分不織布マスクは出た当時は高かったんだと思う。

今は不織布マスクは1枚10円から15円ぐらいのものが売られている。
洗って何度も使えるとはいえ、わざわざガーゼマスクを洗って乾かす面倒はしたくないところ。
とはいえ、「小さい」欠点は子供用にはちょうどいいのかも。

昨今はマスクを常備しているご家庭も増えているとは思うが、自治会や町内会やその他団体や
個人が非常用に持っておいても良いんじゃないの、と思う方は頼んでみるのも一手かな。

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