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憲法改正? 憲法解釈?

2013-08-10 10:03:57 | 政治経済
それまで「憲法上、許されない」とずっと言ってきたことが、
突然「憲法解釈を変える」ことにより許されるっておかしくないか。

憲法改正反対派、特に96条の改定に反対していた人たちは、
「憲法が時の与党勢力の良いようにされる」
「憲法は国家権力を規制するものであり、厳密に運用されるべき」
と言ってませんでしたっけ。

この意見には賛成ですが、
「憲法を全く変えない」でも「憲法解釈を変える」ことによって
今まで憲法違反だと言ってきたことが違憲じゃないってなんなの。

いつの事だったか、あれだけ「違憲だ、違憲だ」と言っていた人が、
首相になったとたん「合憲だ」と言ったのを思い出す。

こういう解釈の変更が許されるなら、縛りのきつい憲法改正をしなくても
実質的に憲法を変えたのと同じくらいの変化をもたらせるわけで、
憲法改正よりはるかに楽に「時の与党の良いようにされてしまう」

護憲、護憲と訴えていた勢力がどう対応されるのかじっくり見てみたい。

解釈の変更ではなく、堂々と正面切って、今は違憲だけど必要なことなので
憲法を変えて出来るようにしたい、と言えばいい。

護憲派も憲法改正反対ではなく「憲法解釈変更反対、必要なら憲法改正を」
にした方が実質護憲になるんじゃないの。

メディアも解釈変更はおかしいって突っ込めよって思います。

国民はバカじゃない。
与党が言えば、大多数が諸手を挙げて賛成するなんて思ったら大間違い。
だからこそ、解釈で変えようとしているとも思えますが。


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