今回のWBCのバックネット下の看板に日本企業の広告が多く出ていたのは、
バーチャル広告だと、MLBファンなら大抵の人が知っているが、
WBCを見て初めて知ったひとも多いようだ。
昨日だったか「特ダネ」で小倉さんが紹介していたが、
笠井アナは知らなかったと言っていた。
そりゃ知らない人は知らないでしょう、で済めば良かったけど、
J-WAVEのついさっきの放送では、
まるで今回のWBCが初めてみたいな言い回しだった。
それじゃ誤解を受けますって。
私がMLBのものがバーチャル広告だと知ったのは、何年前かな。
早くても松井秀喜がヤンキースに入ってから。
判ったのはライブの時は広告が出ている部分が、リプレイの時は緑色になって、
何も写っていないことに気が付いたから。
ははーん、こりゃいわゆるグリーン・バックを使った合成だな、と気づいた次第。
それともう一つ、ニューヨーク・ヤンキー・スタジアムの外野フェンスに、
漢字で「読売新聞」の広告があって、いつだったかアナウンサーが、
「これはバーチャルではなく本当に書かれている」と説明したのを覚えている。
で、このバーチャル広告。
笠井アナが知らないくらいだから、最近のことかと思ってググると、
2005/6に博報堂が出した報告書に多少書かれていた。
そこには、
>2月に行われた日本初のバーチャルCMについて、その効果を
云々とあるので、日本でのバーチャル広告は2005/2が最初らしい。
>海外では、各国で既に数年前から*実施されており、
>メジャーリーグの中継において、バックネット下の看板を*差し替えて放送
することで日本でも知られていると書かれている。(*は一部略を示す)
海外では2000年頃からやられていることになる。
ただし、この当時は、
>日本国内でのバーチャル広告は、日本民間放送連盟(民放連)による自主規制の対象
ということだそうです。(今はどうなのか未確認)
さらにその半年前、2004/11のR25には、
MLBの例が引用され、
>「こうしたCGを使った広告は日本ではまったく行われていません。
>アメリカでもメジャーリーグだけだと思います。
>しかも昨年導入されたばかりで、今年から本格的に使われるようになった
とある。
バーチャル「広告」ではないが、
スポーツ中継でのバーチャル表示もいろいろ行われている。
アメリカン・フットボールでファーストダウンのラインを見せたのが最初らしいが、
そのほかにもおなじみのものとしては、例えば、
マラソンや駅伝での選手間の距離差を示すライン。(最近はあまり見ない)
スキージャンプで、前回飛距離、K点、最長不倒のラインや選手の国旗。
ゴルフでドライバー飛距離やドラコンのトップを示すライン。
陸上のスタート時の国旗、選手名、ゴールした順位。
水泳で世界記録などの進む速度を示すラインやターン/ゴール時の順位や名前、国旗。
水泳の場合は、選手の動きの合わせてラインが動いたり、
ゴールした瞬間に順位が表示されるのでバーチャルだとわかりやすいが、
そのほかのものは、本当にそこにあるかのようだ。
いずれもスポーツを視覚的に楽しむものとして有効だと思う。
バーチャル広告は、広告主側には大きいメリットがあるだろうが、
見る側にはどうだろうか。
全く知らない外国企業の外国語の広告を見るよりはましかもしれない。
日本で何で自主規制なのかさっぱりわからない。
なお、MLBの広告では、
>送られてきた映像には既にCG合成がされていて、
>NHKといえども消すことができない、
と書いてあるものもあるが、
私の記憶では、技術的に消せないわけではなく契約上の問題らしい。
また、つい最近の(WBCの)例を引き合いにして、
>いわばヴァーチャル広告
と書いた記事もあるが、前述のように、MLBのものも含めて、
数年前から「バーチャル広告」という言葉があちこちが使われており、
「いわば」は余計。
「いわゆる」と書いた方が物知りぶっていてよかったかも。
バーチャル広告だと、MLBファンなら大抵の人が知っているが、
WBCを見て初めて知ったひとも多いようだ。
昨日だったか「特ダネ」で小倉さんが紹介していたが、
笠井アナは知らなかったと言っていた。
そりゃ知らない人は知らないでしょう、で済めば良かったけど、
J-WAVEのついさっきの放送では、
まるで今回のWBCが初めてみたいな言い回しだった。
それじゃ誤解を受けますって。
私がMLBのものがバーチャル広告だと知ったのは、何年前かな。
早くても松井秀喜がヤンキースに入ってから。
判ったのはライブの時は広告が出ている部分が、リプレイの時は緑色になって、
何も写っていないことに気が付いたから。
ははーん、こりゃいわゆるグリーン・バックを使った合成だな、と気づいた次第。
それともう一つ、ニューヨーク・ヤンキー・スタジアムの外野フェンスに、
漢字で「読売新聞」の広告があって、いつだったかアナウンサーが、
「これはバーチャルではなく本当に書かれている」と説明したのを覚えている。
で、このバーチャル広告。
笠井アナが知らないくらいだから、最近のことかと思ってググると、
2005/6に博報堂が出した報告書に多少書かれていた。
そこには、
>2月に行われた日本初のバーチャルCMについて、その効果を
云々とあるので、日本でのバーチャル広告は2005/2が最初らしい。
>海外では、各国で既に数年前から*実施されており、
>メジャーリーグの中継において、バックネット下の看板を*差し替えて放送
することで日本でも知られていると書かれている。(*は一部略を示す)
海外では2000年頃からやられていることになる。
ただし、この当時は、
>日本国内でのバーチャル広告は、日本民間放送連盟(民放連)による自主規制の対象
ということだそうです。(今はどうなのか未確認)
さらにその半年前、2004/11のR25には、
MLBの例が引用され、
>「こうしたCGを使った広告は日本ではまったく行われていません。
>アメリカでもメジャーリーグだけだと思います。
>しかも昨年導入されたばかりで、今年から本格的に使われるようになった
とある。
バーチャル「広告」ではないが、
スポーツ中継でのバーチャル表示もいろいろ行われている。
アメリカン・フットボールでファーストダウンのラインを見せたのが最初らしいが、
そのほかにもおなじみのものとしては、例えば、
マラソンや駅伝での選手間の距離差を示すライン。(最近はあまり見ない)
スキージャンプで、前回飛距離、K点、最長不倒のラインや選手の国旗。
ゴルフでドライバー飛距離やドラコンのトップを示すライン。
陸上のスタート時の国旗、選手名、ゴールした順位。
水泳で世界記録などの進む速度を示すラインやターン/ゴール時の順位や名前、国旗。
水泳の場合は、選手の動きの合わせてラインが動いたり、
ゴールした瞬間に順位が表示されるのでバーチャルだとわかりやすいが、
そのほかのものは、本当にそこにあるかのようだ。
いずれもスポーツを視覚的に楽しむものとして有効だと思う。
バーチャル広告は、広告主側には大きいメリットがあるだろうが、
見る側にはどうだろうか。
全く知らない外国企業の外国語の広告を見るよりはましかもしれない。
日本で何で自主規制なのかさっぱりわからない。
なお、MLBの広告では、
>送られてきた映像には既にCG合成がされていて、
>NHKといえども消すことができない、
と書いてあるものもあるが、
私の記憶では、技術的に消せないわけではなく契約上の問題らしい。
また、つい最近の(WBCの)例を引き合いにして、
>いわばヴァーチャル広告
と書いた記事もあるが、前述のように、MLBのものも含めて、
数年前から「バーチャル広告」という言葉があちこちが使われており、
「いわば」は余計。
「いわゆる」と書いた方が物知りぶっていてよかったかも。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます