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MLB、2020シーズン開幕決まる

2020-06-25 08:22:26 | 野球
選手会と球団側で折り合いのつかなかったMLBの2020シーズン。

コミッショナーの裁定を経てついに、今シーズンの開幕が決まりました。
大リーグ公式HPによると、今シーズンは7/23と24に開幕し、レギュラーシーズンは60試合。
揉めに揉めた給料は開催試合数に合わせて、年俸の60/162(約37%)が支払われる。

いわゆるキャンプは7/1に再開。
プレーオフは全部で10チームが戦う。

60試合の内訳は、同リーグ同地区のチーム同士の対戦が各10試合で合計40試合。
他リーグ同地区の対戦が合計20試合で(各チーム4試合になるのかどうかは不明)

なお、大リーグはアメリカン・リーグ、東地区、中地区、西地区が各5チームで15チーム。
ナショナル・リーグも同様に東地区、中地区、西地区が5チームで15チームの計30チーム。
したがって、同リーグ同地区の対戦相手は4チームで他リーグ同地区の対戦相手は5チームになる。

従来は162試合のうち、同リーグ同地区が76試合、同リーグ他地区(相手は10チーム)が66試合。
他リーグ(リーグ交流戦、相手は15チーム)が20試合となっていた。
つまり、NPBと違って各チームの対戦相手は必ずしも均等ではなく、対戦相手による損得がかなりあった。
NYY(ヤンキース)とNYM(メッツ)のサブウェイシリーズ、
LAA(エンジェルス)とLAD(ドジャーズ)のハイウェイシリーズ、
CHC(カブス)とCWS(ホワイトソックス)のウィンディシティシリーズなど
両リーグのライバルチーム同士の対戦が人気があり(したがって入場料収入も大きい)多く組まれる傾向にあった。

収入の問題だけではなく、大リーグはNPBより各チームの戦力均衡が図られる仕組みとはなっているが、
シーズン中盤以降、早々とポストシーズンをあきらめて、勝負を度外視した若手起用など翌シーズンへの選手強化などに
力を入れるチームが出るので、優勝争いするチームがそういうチームに当たれば勝敗では大きく有利に立つ。
一方、地区優勝を争うチーム同士の対戦はいわゆる「負けられない戦い」になるので厳しい。

今年は60試合とは言え、均等な対戦方式になるので、NPBの組み合わせに近いと言えるかもしれない。

そのほかには、
アクティブ・ロースター(日本風に言えば一軍登録選手)は当初30名、2週間ごとに28人、26人と減じる。
トレード期限は8/31。
プレーオフ出場可能選手は9/15までに一軍登録されていること。
各チームは3人までの予備の選手をロードに同行させることができるが、3人にする場合は一人は捕手であること。
延長は走者二塁で始める。二塁走者は前の回で最終アウトになった選手とする。
十日間故障者リストはそのまま、60日間の故障者リストは45日に減ずる。
新型コロナウィルス感染で故障者リストに入った場合の日数制限はなし。
などなど(以下、省略)が盛り込まれた。

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