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ほんとか? 5600万円をトイレに流す

2014-03-17 11:35:46 | Weblog
ホントの事なんでしょうか。

2カ月ほど前の記事ですがちょっと気になりました。

釣りかもね。

「ドイツで酔った女性が約5600万円の当選金をトイレに流してしまう」

事実かもしれませんが、最初にタイトルを見た段階で理解しづらかったのが、
5600万円もの大金をどうやって流したのか。

当選金引換証書とか、当選した宝くじそのものとかなら流せるだろうけど、
現金が流せるのか、詰まるし、そもそもそんな大金流すのは大変だ。

記事を読むと、

「酔った女性が、うっかり当選金をトイレに流してしまった」

とある。

酔っぱらって、ついうっかり、やはり証書か宝くじか。

ところが、

「介護施設からの請求書に激怒、現金を破りそのままトイレに流してしまった」

とある。

「33万ポンド(約5600万円)」とあるが
1ポンドが169円なにがしの計算でこれは大体あっている。

ところが「ドイツ」で、33万「ポンド」と言うのは変。

ドイツでの出来事としてイギリスでポンド換算して伝えられたのだろうか。
それともドイツ在住の方がイギリスのロトに当選したのだろうか。

仮に支払いがユーロだったとすると、円換算の「約5600万円」は、約40万ユーロ。

「現金を破った」とあるので、ユーロ紙幣だったとすると、
最高額面は500ユーロなので、40万ユーロは800枚になる。

紙幣はコピー用紙とは違ってそれなりの耐久性が要求されるものであるし、
1枚1枚は薄い紙ではあるが、800枚を引きちぎってトイレに流すとなれば、
相当の労力と時間を要するだろう。

本当に激怒してたやり始めたとしても、
やっているうちに正気に戻るだろうと思うのは私だけか。

さて、これがポンド紙幣だったらどうか。

1億ポンドの銀行間取引用紙幣もあるらしいが
一般紙幣の最高額麺は50ポンドと低い(=枚数が多くなる)。

33万ポンドの紙幣枚数は6600枚。
こりゃいくらなんでも酔っぱらってついうっかりトイレに流す量じゃない。

最後に極めつけのおかしい点。

「女性は示談金として3300万ポンドを支払うことになった」とある。

多分、請求のあった介護施設から訴えられたんだと思うが、
そもそも誰に対する示談金なのか。

更に変なのは、「3300万ポンド」。
当選した33万ポンドの100倍の示談金!!

円換算で56億円、ユーロだと4000万ユーロ。

これが示談金でポーンと払えるくらいの大金持ちなら、
33万ポンドぽっち捨ててもおかしくはないけど、
そもそもたかだか33万ポンドの当選で盛大に祝うんでしょうか。

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