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桑田、現役引退濃厚、パイレーツのバッテリーコーチに?

2007-08-16 14:48:58 | スポーツ
オールドルーキー桑田の挑戦終わる…「もう十分。悔いなし」(サンケイスポーツ) - goo ニュース

本人も、もう十分だ、と満足している様子ですね。

もう往年のスピードはなく、現役投手としての役割は果たせないけれども、
ピッチングの組み立てや守備は一級品で、コーチ就任を打診されているようだ。

もし、守備なりピッチャーなりバッテリーなりの
コーチになれば、日本人初!
(トレーニング・コーチはいる)

日本プロ野球経験後、大リーグの監督やコーチになり、
日本式野球を取り入れた人はいるけれども、
桑田が直接の伝承者として大リーグに残る、

良いものは国を問わず取り入れる、
こういうところが、いいんじゃないでしょうか。

やたら大リーグをバカにして、
日本プロ野球のことばかり言う元大選手がいますが、
野球が世界の主要なスポーツとして、
健全に発展してもらいたいのなら、
大リーグとの交流は大歓迎すべきと思いますが、
いかがでしょう。

それに、世界の野球隆盛のためには、むしろ日本にとどまらず、
自らの経験知識をもとに韓国プロ野球発展のために
尽くしたらどうかとも思います。
そのことで、韓国野球も発展し、アジアシリーズも充実し、
こういうスポーツ、文化の交流によって、
より日韓の相互理解につながればいいのに。


さて、話は変わって、野球用語に見る和製英語の話題。

今年のMLBオールスターでのイチローのランニング・ホームランで、
ランニング・ホームランが、「インサイド・ザ・パーク・ホームラン」
であることを知ったひとも多いでしょう。

野球の和製英語の例として必ず言われるのが「ナイター」
こんな英語は正しくないとか、通じないとか。

全くアメリカ人には通じない、と書いている人もいますが、
「ナイター」自体は「夜間興行」の意味もあるようですし、
近年はアメリカでも野球のナイターをナイターというようです。

すべてのケースでいうわけではないようですし、
すべてのアメリカ人が野球用語を全部知っているわけではないし、
通じないこともあるでしょう。

しかし、実際に使われていることも事実です。
例えば、ESPNのホームページ、
「2007/5を振り返って」の記事の中に

• Mariano Rivera had saved two games all month before Wednesday
-- both on the same day (a May 3 day-nighter in Texas).

という表現があります。

5月1日から3日間の予定のテキサス・レンジャースとの3連戦。
5月2日の試合が天候のせいで中止になったため、
5月3日がデイゲームとナイターのダブルヘッダーになりました。

ニューヨーク・ヤンキースが2試合とも勝ち、
マリアーノ・リベラが1日で2セーブを挙げるという結果になりました。

カッコ内に、(5月3日のテキサスでのデイ-ナイター)とあります。
これがデイゲームとんナイターのダブルヘッダーを表していることは明白です。

確かにかつてはナイターなんて英語はアメリカ人には通じなかったでしょう。
でも多くのアメリカ人、特にプレーヤーとして多くのアメリカ人が来日、
日本語英語を持ち帰ったことは十分考えられます。
一説には、1980年代から「ナイター」と呼ばれていたとも言います。

言語は英語だって日本語だって時とともに変化します。
日本語が英語になることもあるのだから、
日本語英語が英語になることだってあるのでしょう。

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