元民主党議員、偽メール事件の永田寿康氏、自殺

永田・元民主党議員が自殺 偽メール問題で０６年辞職(共同通信) - goo ニュース

偽メール事件で辞職の永田元議員が自殺、遺書残し飛び降り(読売新聞) - goo ニュース

永田元民主党衆院議員、飛び降り自殺　偽メールで辞職(朝日新聞) - goo ニュース

今さらどうにもらないが、死ぬこたぁなかったとしか言えない。

確かに、有名になった偽メール事件以外にも、
委員会で他の議員の質問中に折り紙をしていたり、
本会議では松浪健四郎議員に水をかけられるなど、
奇行とも言える事案を起こしているし、
議会と議員の立場を勘違いしているんじゃないかという疑念もなくはなかったが、
死んでしまった今となっては、これ以上悪口は言わないのが日本的慣行です。

しかし、文字通り死ぬほど悩んでいたんでしょうか。
入院していたというから、そのせいなのでしょうか。
人一人死ぬということは大変なことなんです。

身寄りも知りあいもなくひっそりと孤独死するのと違い、
それはそれで辛い寂しいことではあるが、
少なくとも議員になったということは、
それだけの多くの有権者の付託を受けたわけだから、
偽メール事件で議員を辞めたとはいえ、
人を惹きつける魅力のあった人だったということでもある。

表立った奇行や失敗はなくても、失政の塊のような人でも、
いまだに大物面して恥ずかしくもなく議員を続けている人もいるのに、
なぜ自ら命を絶つようなことをしたのでしょうか。

自殺は問題解決にならないと思いますが、当人にとっては馬耳東風なのでしょうね。

天涯孤独、誰も知らないうちの孤独死ならいざ知らず、（それはそれで問題だが）
どういう形にせよ、遺されたご家族ご親戚ご友人方の気持ちは計り知れない。

下記のような記事を読んだ後だから、余計にそう思う。

＜孤独の岸辺＞／３　道失い、男は東尋坊を目指した