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映画「アラジン」@109シネマズ木場(2019/7/8)

2019-08-05 01:39:47 | 映画感想
映画「アラジン」

2019/7/8、109シネマズ木場。

人気があるのはわかっていたので、そろそろ空いてきたかな、と言うことで鑑賞。



ウィル・スミス、ナオミ・スコット、メナ・マスード、マーワン・ケンザリ



海を行く小型の帆船(帆掛け船、三角帆のドーニー)に乗った夫婦と子供二人。

父親(ウィル・スミス)は子供たちにアラビアン・ナイトの物語を歌い聞かせる。



場所はアグラバーと言う国。

町から離れた洞窟に若い男を侵入させるのはジャファー洞窟の魔物に見限られた男は死んでしまい、ジャファーは洞窟に入るには「ダイヤの原石」たる男が必要だと悟る。

町に住むコソ泥の青年アラジン(メナ・マスード)は店のパンを勝手に子供に上げて、
泥棒呼ばわりされていた美女(ナオミ・スコット)を助ける。

美女は王女の侍女でダリアと名乗り、行きがかり上母の形見のブレスレットを
アラジンに取られたまま城に帰る。



実は美女は侍女のダリアではなく、王女のジャスミンだった。
城に戻ったのは、求婚相手の王子がやってきていたから。

王、サルタンの腹心で魔法使いのジャファー(マーワン・ケンザリ)は王をたぶらかし
敵が攻めてくると偽って、王位を狙っていた。

その夜、アラジンがブレスレットを返しにしろに忍び込んだのを見て逮捕し、
魔物の住む洞窟に連れていく。

美女がダリアではなく王女ジャスミンであることなどをばらしたジャファーは、
「中にあるランプを持ってこい。それ以外の宝物には一切触るな。持ってくれば金持ちにしてやる」
とそそのかして洞窟に送り込む。

ランプは手に入れたものの、飼い猿のアブーが宝石を触ってしまい、アラジンは洞窟に閉じ込められる。
しかし、ランプを擦るとランプの魔人、ジーニー(ウィル・スミス)が現れ、3つの願いをかなえると言う。

アラジンはうまく願いを使わずに洞窟から出してもらい、ジャスミンに釣り合う王子になりたいと願う。
こうしてアラジンはアリ王子と名乗り、城に向かうのだが、慣れないせいで失敗ばかり。

果たしてアラジンの恋は成就するのだろうか。
はたまた、ジーニーの願いはかなえてもらえるのだろうか。



いきなり、青くないウィル・スミスが出てきたので「あれ?」だったが、つかみは最高。
ウィル・スミスはうまいね。笑顔の役が似合っている。

物語の展開は細かい点は相違があるようだが、基本アニメ版と同じ。
いまとなっては1992年のアニメ版の「アラジン」にさほどの思い入れもなく、
違いが本作の評価に影響を与えるとは思えない。

「ホール・ニュー・ワールド」はアニメ版で登場し、翌年のアカデミー歌曲賞を受賞している名曲。
本作でもアラジンとジャスミンが魔法のじゅうたんに乗って飛ぶシーンで歌われている。

ジャスミンのナオミ・スコットは、曲も作る歌手でもある。道理で歌もうまい。
インドの血も混じったイギリス人で1993年5月ロンドン生まれ。

マリア・ヒル役のコビー・スマルダースやアメリカの前国連大使だったニッキー・ヘイリーに似た印象。
もちろん、ナオミ・スコットがずっと若く、それぞれ10歳、20歳の差があるが。

長編映画では2017年の「パワーレンジャー」のピンクレンジャー役だった。
次回作は2019年11月公開予定の「チャーリーズ・エンジェル」。
なお、同作はエリザベス・バンクスが脚本、監督、出演。



アラジンのメナ・マスードは初見。1991年9月、エジプトのカイロで生まれ、カナダ育ち。
TVではドラマに多く出ているようだが、長編映画の主役級は少ないようだ。

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