ビジネスでよく言われることで、グループのメンバーが増えると、相互関係の総数が増え、
伝達ミスやコミュニケーション不足が起こりやすくなる。
だから、人手不足だからと言って、闇雲に人数を増やしてもうまくいかない、と言う話と、
人数を増やすのであれば、コミュニケーションに注意する、と言う話に続く。
特にトラブル対策で人を入れる場合に起こりがち。
何々効果とかいう名前あるのかな。
似ているようで、リンゲルマン効果とはちょっと違う。
リンゲルマン効果は人数が増えると、一人当たりのパフォーマンスが下がるというもの。
その原因の一つに、人数が増えると相互関係が増え、必要なコミュニケーションが増えると
いうものがあるとすれば、関連はフラットではないから、違うかもしれない。
話を戻す。
1人だと、コミュニケーションを取るべき相手はいないのでコミュニケーションの総数は0。
2人だと、お互い相手とだけのコミュニケーションになるので1。
3人だと、相互関係はAとB、BとC、CとAの3。
4人だと、AとB、AとC、AとD、BとC、BとD、CとDの6。
図で書くとこんな感じ
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ここまでは図を描かなくても理解できるが、
5を超えると、さすがに頭の中だけでは数えるのに苦労する。
なので、図を描きながら数えると分かりやすい。
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5は5角形の中に、五芒星(星型)なので、図を見りゃすぐわかるけど、6以上だと数えるのも大変。
例えば、6人の場合。
数え方1
六角形をイメージして描く
(1)6人を六角形に配置すると、まず辺の数6。
(2)六角形内部はある点に注目すると、自分と左右は結べないので、6-3で3。
(3)隣の点も自分と左右(うち一つは最初の点)は結べないので、6-3で3。
(4)その隣は自分と左右、それに最初に選んだ点も結べないので、6-3-1で2。
(5)さらにその隣は、自分と左右、それに最初の2つが選べないので、6-3-2で1。
(6)残りの2点は、もう全部と結ばれているので0。
(7)合計は6+3+3+2+1で15。
数え方2
六角形をイメージするが、最初に「辺」は描かず、重複は省いて考えていく。
(1)ある点と他の5点を結ぶ線の数は5。
(2)隣の点も同じく5だが、最初の点とはすでに結んでいるので、5-1で4。
(3)さらに隣は同じく5だが、最初の2点とはすでに結んでいるので、5-2で3。
(4)その隣は、すでに結んでいる線が3つになり、5-3で2。その隣はさらに1つ減って1。
(5)6番目の点はすでに全部と結ばれており、0。
(6)合計は5+4+3+2+1で15。
数え方3
数え方2と同じイメージだが、重複を意識しないで描く。
(1)ある点と他の5点を結ぶ線の数は5。
(2)隣の点も同じく5。
(3)同様に4つの点すべてで他の5点と結ぶ線は5。
(4)6つの点でそれでれ5だが、全部引くと全部の線が重複しているので、実数はその半分。
(5)6×5÷2で15
数え方1と2の式を比較すると、
6+3+3+2+1 ・・・式1
5+4+3+2+1 ・・・式2
つまり、式1の1つ目の数字から「1」を引いて、2つ目の数字に足すと両式は同じになる。
また、数え方3は、5×6÷2で15。
とすれば、式2で考えると、10人(10点)の場合は、9+8+7+・・・・で45、
これは9×10÷2でもある。
普遍化すると、(nー1)×n÷2となって、整数の1からn-1までの級数の解の公式となっている。
これで、いくらでも計算できる。
例えば、35人クラスで全員が全員と1対1の対話をすれば、対話の総数は、35×34÷2で、595
48人のグループなら、1128。
100人だと、4950。
うーん。大変だ。
伝達ミスやコミュニケーション不足が起こりやすくなる。
だから、人手不足だからと言って、闇雲に人数を増やしてもうまくいかない、と言う話と、
人数を増やすのであれば、コミュニケーションに注意する、と言う話に続く。
特にトラブル対策で人を入れる場合に起こりがち。
何々効果とかいう名前あるのかな。
似ているようで、リンゲルマン効果とはちょっと違う。
リンゲルマン効果は人数が増えると、一人当たりのパフォーマンスが下がるというもの。
その原因の一つに、人数が増えると相互関係が増え、必要なコミュニケーションが増えると
いうものがあるとすれば、関連はフラットではないから、違うかもしれない。
話を戻す。
1人だと、コミュニケーションを取るべき相手はいないのでコミュニケーションの総数は0。
2人だと、お互い相手とだけのコミュニケーションになるので1。
3人だと、相互関係はAとB、BとC、CとAの3。
4人だと、AとB、AとC、AとD、BとC、BとD、CとDの6。
図で書くとこんな感じ
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ここまでは図を描かなくても理解できるが、
5を超えると、さすがに頭の中だけでは数えるのに苦労する。
なので、図を描きながら数えると分かりやすい。

5は5角形の中に、五芒星(星型)なので、図を見りゃすぐわかるけど、6以上だと数えるのも大変。
例えば、6人の場合。
数え方1
六角形をイメージして描く
(1)6人を六角形に配置すると、まず辺の数6。
(2)六角形内部はある点に注目すると、自分と左右は結べないので、6-3で3。
(3)隣の点も自分と左右(うち一つは最初の点)は結べないので、6-3で3。
(4)その隣は自分と左右、それに最初に選んだ点も結べないので、6-3-1で2。
(5)さらにその隣は、自分と左右、それに最初の2つが選べないので、6-3-2で1。
(6)残りの2点は、もう全部と結ばれているので0。
(7)合計は6+3+3+2+1で15。
数え方2
六角形をイメージするが、最初に「辺」は描かず、重複は省いて考えていく。
(1)ある点と他の5点を結ぶ線の数は5。
(2)隣の点も同じく5だが、最初の点とはすでに結んでいるので、5-1で4。
(3)さらに隣は同じく5だが、最初の2点とはすでに結んでいるので、5-2で3。
(4)その隣は、すでに結んでいる線が3つになり、5-3で2。その隣はさらに1つ減って1。
(5)6番目の点はすでに全部と結ばれており、0。
(6)合計は5+4+3+2+1で15。
数え方3
数え方2と同じイメージだが、重複を意識しないで描く。
(1)ある点と他の5点を結ぶ線の数は5。
(2)隣の点も同じく5。
(3)同様に4つの点すべてで他の5点と結ぶ線は5。
(4)6つの点でそれでれ5だが、全部引くと全部の線が重複しているので、実数はその半分。
(5)6×5÷2で15
数え方1と2の式を比較すると、
6+3+3+2+1 ・・・式1
5+4+3+2+1 ・・・式2
つまり、式1の1つ目の数字から「1」を引いて、2つ目の数字に足すと両式は同じになる。
また、数え方3は、5×6÷2で15。
とすれば、式2で考えると、10人(10点)の場合は、9+8+7+・・・・で45、
これは9×10÷2でもある。
普遍化すると、(nー1)×n÷2となって、整数の1からn-1までの級数の解の公式となっている。
これで、いくらでも計算できる。
例えば、35人クラスで全員が全員と1対1の対話をすれば、対話の総数は、35×34÷2で、595
48人のグループなら、1128。
100人だと、4950。
うーん。大変だ。
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