デング熱感染拡大本当か

デング熱の感染者増加が止まらない。

今までは代々木公園やその周辺、新宿中央公園、外堀公園などで
蚊に刺された人が発症していた。

しかし、最近都内に行っていない人にも感染が広がり
全国どこで感染してもおかしくない状態になったようだ。

しかし、これを「感染拡大」と考えて本当に良いのか。

蚊の行動範囲はそんなに広くないということで、
１ｋｍとか２ｋｍとかの数字が出てきていたんだろう。

かなり離れたところで感染者が出たから、
蚊ではなく、感染者が移動することで広がっているという意見もあったし、
蚊だって人や車に乗って移動することもあるという意見もあった。

しかし、良く考えてみると、今回のデング熱感染は
国内感染が７０年ぶりと言うだけで今まで感染者が０だったわけではない。

毎年海外で感染する人が、２～３００人はいるらしいし、
実際昨年は２４９人の感染が報告されている。

デング熱と知らずに、例えば単なる風邪、インフルエンザなどと思って
放置しているうちに、あるいは風邪薬などで対応しているうちに
治ってしまった人も多いのではないだろうか。

元々日本国内にはまったくいない状態から始まって、
感染者が増えれば、それは感染拡大だろうが、
今までもいたけど気づかなかっただけで、ちゃんと調べたらそうだった、
と言うのであれば、「感染拡大」ではなく「感染者増加」

いや、「感染者増加」と言うより「感染者発見数増加」なだけかもしれない。