世の中、原因と結果を取り違えることはよくあります。
例えば「お金持ちは日常こういうことをしている。」
すべてがすべてそうでないとしても、かなりの率でそれが正しいとしても
逆に「こういうことをすれば金持ちになれる」とは思わないでしょ。
例えば、「お金持ちは高級マンションに住んでいる」
まあ、そうなんだろうな、と思う。
もちろん一戸建ての人もいるし、全員がそうではないとしてもこれには納得しますよね。
でも「高級マンションに住めばお金持ちになれる?」
なれますかね。
そんなわけないですよね。
生活が苦しくなるだけです。
でもこれが、例えば「財布を見ればその人の年収が分かる」だったらどうですか。
その理由は「人は年収に見合った財布を持つので財布を見れば年収が分かる」
うーん、ありそうですね。
でもここから飛躍して
「高い財布を持てば、その財布に見合った人物になろうと努力するので金持ちになる」
だったらどうですか。
今は金持ちでなくても、少し背伸びをして高い財布を持てばそれがモチベーションとなって
努力することで高い財布にふさわしい人物、つまり高い年収が得られるようになる。
ありそうでしょ。
「今はそうでなくても」と言うところがミソです。
でも、財布に見合った人物になろう、なんて思いますかね。
「3割人事」と言う言葉があります。
その地位の仕事が3割できれば抜擢する、いわゆる抜擢人事。
今はその地位にふさわしくなくても、努力することを見越して抜擢するということです。
でも、これは本人が努力することはもちろんなんですが、将来性を見込んで抜擢する方も
洞察力が必要で、かつ(3割しかない)実力不足を容認し、サポートする覚悟が必要。
これは経験上からもあります。
「地位が(立場が)人を作る」とも言います。
実力が第一のプロスポーツの世界でもありますもんね。
もちろんそうならない場合もあります。
本人の努力が足りないこともありますが、そうでない場合もあります。
育て方、伸ばし方に問題がある場合も多い。
*
さて、お金持ちの話に戻って
「お金持ちの人が日常的にやっている意外な行動」として、
「ぜひマネしたい!「お金持ちの人」ならではのちょっとした習慣4つ」
と言う記事があったのでご紹介。
そこには
「思いついたことをすぐメモする」
「寄り道するなど日常に変化をつける」
「毎日ちょっとした片付けをする」
「体を鍛えるのが好き」
の4つがあげられていました。
4番目はちょっと変。書くなら「体を鍛えている」でしょうか。
*
「思いついたことをすぐメモする」
アイデアを思いついたときにすぐメモっておき、後でじっくり考えるのはお金持ちと言うか
アイデアマンの常とう手段です。
思いついたことをメモる効果は、忘れないためではなく、その時はいいと思っても
よくよく考えると穴だらけだったり、もっといい工夫があったりするので、後々で
じっくり考える手助けになることです。
思いついたアイデアの99%は実は勘違いだったり、さほど良くなかったり、問題だらけだったり。
中にはいいアイデアなんだけど、実現が難しかったり、金がかかったりするのこともありますが、
そこにこそヒントがある。
この場合のメモは忘れないためと言うよりあふれ出るアイデアの保管庫です。
これを「メモを取ればいい」と考えるのは凡人。
アイデアがあふれ出るわけでもないのに、ちょっとしたことをメモするのはあまり意味がない。
メモることによって「覚えておかなくていい」と脳が思い込んでしまうので、
いわゆるメモ魔は大抵何をメモったかすら忘れてます。
もちろんメモを取ることは大事です。
細かい数字や内容は正確に覚えておくことは難しいし、
大事な約束や絶対に外せない用事などはメモっておくに越したことはない。
ただ、何をメモったかは覚えておく必要があります。
*
「寄り道するなど日常に変化をつける」
これで金持ちになれるなら俺なんか大金持ちだ、と思っているお父さん方のなんと多いことか。
日常に変化をつけることは大事かもしれないし、通勤に違うルートを使うのもいいかもしれない。
でもそれは新しいお店を発見したり、ちょっとしたラッキーに出会うためではない。
常に周囲に気を配り、アンテナを高くして世の中の変化やトレンドに敏感になることによって、
新しいニーズやアイデアのヒントにするためではないでしょうか。
ただぶらぶらすりゃあいいってもんでもないし、寄り道で金持ちになれたら世話はない。
尚、通勤に会社申請以外のルートを使って事故に遭ったら「通勤途上災害」にならない場合が
あるので要注意です。
*
「毎日ちょっとした片づけをする」
部屋がきちんと整理されているのは心の余裕だそうです。
デスクが散らかっているのは頭の中が散らかっている証拠だそうで、何となく同意できるものの、
掃除や片づけをするのがお金持ちへの道とは到底思えない。
この説が正しいとすれば、小説家や研究者など資料や書類に囲まれている人は心に余裕がない。
ただ、片づけや掃除が悪いことだと思わないし、やるべきだと思うので反対する理由はない。
*
「体を鍛えるのが好き」
何でこれだけ好き嫌い。
先にも書いたけど「何らかの形で体を鍛えている」じゃないんでしょうか。
これこそ原因と結果の取り違えでしょう。
「お金持ちは体を鍛えている」多分ある程度当たっていると思います。
お金持ちでそれなりの地位、立場にいる人は健康管理に気を付けているし、
体調管理や体力維持のためにもスタイルを維持している人は多いと思いますので、
少なからず体を鍛えている、あるいは鍛えるのが好き、だろうと思います。
ただ、マラソンを趣味にしたり、ジムで極限まで自分を追い込むほどのトレーニングが
必要かと言うとそうは思えません。
体を鍛えるのはいいことで、自分もできればやりたいけど、時間的にも経済的にも余裕がない、
のが一般人、庶民、非お金持ちの人たちじゃないでしょうか。
その辺をジョギングするとか、昼休みに運動するとか、広場で太極拳するとか、
体にも財布にも負担の少ない健康法はいくらもありますが、ジム通いって高いのよ。
トレーニングもきちんとした理論的、経験的裏付けがなく、器具も計器もない自己流だと、
かえって体に良くないことがあるし、金持ちが体を鍛えてるのは合っているとしても、
体を鍛えると金持ちになる根拠が分からん。
例えば「お金持ちは日常こういうことをしている。」
すべてがすべてそうでないとしても、かなりの率でそれが正しいとしても
逆に「こういうことをすれば金持ちになれる」とは思わないでしょ。
例えば、「お金持ちは高級マンションに住んでいる」
まあ、そうなんだろうな、と思う。
もちろん一戸建ての人もいるし、全員がそうではないとしてもこれには納得しますよね。
でも「高級マンションに住めばお金持ちになれる?」
なれますかね。
そんなわけないですよね。
生活が苦しくなるだけです。
でもこれが、例えば「財布を見ればその人の年収が分かる」だったらどうですか。
その理由は「人は年収に見合った財布を持つので財布を見れば年収が分かる」
うーん、ありそうですね。
でもここから飛躍して
「高い財布を持てば、その財布に見合った人物になろうと努力するので金持ちになる」
だったらどうですか。
今は金持ちでなくても、少し背伸びをして高い財布を持てばそれがモチベーションとなって
努力することで高い財布にふさわしい人物、つまり高い年収が得られるようになる。
ありそうでしょ。
「今はそうでなくても」と言うところがミソです。
でも、財布に見合った人物になろう、なんて思いますかね。
「3割人事」と言う言葉があります。
その地位の仕事が3割できれば抜擢する、いわゆる抜擢人事。
今はその地位にふさわしくなくても、努力することを見越して抜擢するということです。
でも、これは本人が努力することはもちろんなんですが、将来性を見込んで抜擢する方も
洞察力が必要で、かつ(3割しかない)実力不足を容認し、サポートする覚悟が必要。
これは経験上からもあります。
「地位が(立場が)人を作る」とも言います。
実力が第一のプロスポーツの世界でもありますもんね。
もちろんそうならない場合もあります。
本人の努力が足りないこともありますが、そうでない場合もあります。
育て方、伸ばし方に問題がある場合も多い。
*
さて、お金持ちの話に戻って
「お金持ちの人が日常的にやっている意外な行動」として、
「ぜひマネしたい!「お金持ちの人」ならではのちょっとした習慣4つ」
と言う記事があったのでご紹介。
そこには
「思いついたことをすぐメモする」
「寄り道するなど日常に変化をつける」
「毎日ちょっとした片付けをする」
「体を鍛えるのが好き」
の4つがあげられていました。
4番目はちょっと変。書くなら「体を鍛えている」でしょうか。
*
「思いついたことをすぐメモする」
アイデアを思いついたときにすぐメモっておき、後でじっくり考えるのはお金持ちと言うか
アイデアマンの常とう手段です。
思いついたことをメモる効果は、忘れないためではなく、その時はいいと思っても
よくよく考えると穴だらけだったり、もっといい工夫があったりするので、後々で
じっくり考える手助けになることです。
思いついたアイデアの99%は実は勘違いだったり、さほど良くなかったり、問題だらけだったり。
中にはいいアイデアなんだけど、実現が難しかったり、金がかかったりするのこともありますが、
そこにこそヒントがある。
この場合のメモは忘れないためと言うよりあふれ出るアイデアの保管庫です。
これを「メモを取ればいい」と考えるのは凡人。
アイデアがあふれ出るわけでもないのに、ちょっとしたことをメモするのはあまり意味がない。
メモることによって「覚えておかなくていい」と脳が思い込んでしまうので、
いわゆるメモ魔は大抵何をメモったかすら忘れてます。
もちろんメモを取ることは大事です。
細かい数字や内容は正確に覚えておくことは難しいし、
大事な約束や絶対に外せない用事などはメモっておくに越したことはない。
ただ、何をメモったかは覚えておく必要があります。
*
「寄り道するなど日常に変化をつける」
これで金持ちになれるなら俺なんか大金持ちだ、と思っているお父さん方のなんと多いことか。
日常に変化をつけることは大事かもしれないし、通勤に違うルートを使うのもいいかもしれない。
でもそれは新しいお店を発見したり、ちょっとしたラッキーに出会うためではない。
常に周囲に気を配り、アンテナを高くして世の中の変化やトレンドに敏感になることによって、
新しいニーズやアイデアのヒントにするためではないでしょうか。
ただぶらぶらすりゃあいいってもんでもないし、寄り道で金持ちになれたら世話はない。
尚、通勤に会社申請以外のルートを使って事故に遭ったら「通勤途上災害」にならない場合が
あるので要注意です。
*
「毎日ちょっとした片づけをする」
部屋がきちんと整理されているのは心の余裕だそうです。
デスクが散らかっているのは頭の中が散らかっている証拠だそうで、何となく同意できるものの、
掃除や片づけをするのがお金持ちへの道とは到底思えない。
この説が正しいとすれば、小説家や研究者など資料や書類に囲まれている人は心に余裕がない。
ただ、片づけや掃除が悪いことだと思わないし、やるべきだと思うので反対する理由はない。
*
「体を鍛えるのが好き」
何でこれだけ好き嫌い。
先にも書いたけど「何らかの形で体を鍛えている」じゃないんでしょうか。
これこそ原因と結果の取り違えでしょう。
「お金持ちは体を鍛えている」多分ある程度当たっていると思います。
お金持ちでそれなりの地位、立場にいる人は健康管理に気を付けているし、
体調管理や体力維持のためにもスタイルを維持している人は多いと思いますので、
少なからず体を鍛えている、あるいは鍛えるのが好き、だろうと思います。
ただ、マラソンを趣味にしたり、ジムで極限まで自分を追い込むほどのトレーニングが
必要かと言うとそうは思えません。
体を鍛えるのはいいことで、自分もできればやりたいけど、時間的にも経済的にも余裕がない、
のが一般人、庶民、非お金持ちの人たちじゃないでしょうか。
その辺をジョギングするとか、昼休みに運動するとか、広場で太極拳するとか、
体にも財布にも負担の少ない健康法はいくらもありますが、ジム通いって高いのよ。
トレーニングもきちんとした理論的、経験的裏付けがなく、器具も計器もない自己流だと、
かえって体に良くないことがあるし、金持ちが体を鍛えてるのは合っているとしても、
体を鍛えると金持ちになる根拠が分からん。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます