学力テストの順位に一喜一憂すべきでない

下位県「強い衝撃」、上位県「分からない」　学力調査(朝日新聞) - goo ニュース

どうしても順位をつけざるを得ないから、上位下位が出てくるのはやむを得ない。
上位だと嬉しいだろうし、下位だと悲しいだろう。

しかし、詳細記事にもあるように、順位にこだわるべきではない。
あまり順位にこだわると、どっかのようにインチキをする学校が出てくる。

すなわち、普段成績の悪い生徒の答案を外したり、
先生が正答を示唆したり、誤答をそれとなく知らせたり、
そんなことで順位を上げても意味がない。

意味がないことはわかっていても、順位を重く見すぎるとそうなる。

何が学力向上に結び付いているのかよくわかっていないようだし。
どういう点に長けているか、どういう点が不足なのか、
そっちの方が大事でしょう。

それに何より根本的に何のために勉強するのかを考えた方がいい。

大人なら誰だって勉強が大事だと思うでしょう。
でも大半の大人はもっと勉強しておけばよかったな、と思うでしょう。
つまり、やっぱり自分も勉強していなかったってことですけど。

今はバカというか、無知というか、無恥というか、
何も知らないことを売りにしたタレント全盛ですから、
一生懸命勉強したって、自分のできる範囲なんてたかが知れてるけど、
バカなら私にもなれるし、何よりバカがもてはやされ、
それで有名になって金持ちになれるなら、
何で勉強しなくちゃなんないの？って思う子が多いんじゃないかな。