ＴＯＫＹＯ２０２０、３Ｘ３バスケット

各局でいろいろな種目をやっているので、たくさん見ることができる。
善し悪しは別としてＴＶ向きなスポーツ（見栄えが良く、展開が早く、決着も早い）が多いので、
あちこち虫食いに見ることもできるのはＴＶ観戦のメリット。

しかし、逆にこれだけ多いと全部見れないのは当然だし、あまりよく知らない競技ではルールや
展開の面白さを理解する暇もなく、結局よく知っている競技や分かりやすい競技を見ることになる。

以前から言っているが、これは個人的好みの問題だとあらかじめ断っておくが、採点競技はわかりにくい。
例えば体操で、結果だけ見て、１５．５だとこりゃすごいとかは思うけど、どこがどうなってなぜ１５．５なのか、
例えば、１５．６３３の演技と１５．５００の演技はどこがどう違うのかはさっぱりわからない。
それでも一喜一憂はしますけどね。
まだ、体操だとＦ難度とかＧ難度とか言われると何がどうすごいのかはわからなくてもこりゃすごいとは思うし、
船首の名前の付いた技が出るとすごいなあとは思う。

でも、スケボーでなんとか３６０と何とか５４０では、それらの技をいとも簡単にやってのける選手はすごいと思いますが、
何がどう違うのかはもちろん、どっちがどれぐらいすごいのか、どっちが難しいのかなど何もわからない。
以前からスケボーをよく見ている人にはわかるんだろうけど。

そんな中でわかりやすいのは３Ｘ３バスケットボール。
当初、３ｏｎ３のことか？　と思っていたが、もともとの３ｏｎ３は公式の統一ルールが無いらしい。
それを統一ルールを作って、いわば３ｏｎ３の中の一つみたいにしたのが３Ｘ３。

女子日本代表に私の推しの馬瓜姉妹の妹ステファニーがいる。
姉は５人制の日本代表。もともとステファニーも５人制の選手だったが、２０１８年のアジア大会で、３Ｘ３選手の負傷で
３Ｘ３に出場し、その後掛け持ちを経て、東京オリンピックでは３Ｘ３の代表。

３Ｘ３は５人制とかなり違い、とにかく展開が早い。
元々バスケットボールからの派生なので、基本的にはバスケットボールだから分かりやすい。

コートサイズは５人制の半分以下でゴールポストは１つ。
出場選手は３人で、登録４人の試合中の交代は自由。
１試合は１０分で、２１点先取でも決着。
ゴールとフリースローは１点、サークル（５人制でいう３ポイントライン）外からのゴールは２点。
５人制でいう３０秒（２４秒）ルールは、１２秒。
ゴール後のスローインはなく、攻守交替してすぐにリスタート。
他にボールの違いやファウルの扱いなども違うが、これだけ分かれば十分だと思う。

初戦はＲＯＣ（ロシアオリンピック委員会、ロシアは国としては出られない）に１８－２１で惜敗したが、
第２戦はルーマニアに２０－８で快勝。

男子も１勝１敗で初日を終えている。

今日女子は午前中にモンゴル、夕方にフランス、男子は夕方オランダ、夜ラトビアとの試合が組まれている。
明日は女子は午前中中国、午後イタリア、男子は午前中セルビア、午後ＲＯＣの予定。

ＴＶ中継などはチェックしていないが、見ることができる環境にあるなら見てみると面白いと思う。