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JLPGA、スタジオアリス女子オープン、佐伯三貴大逆転

2012-04-08 17:58:08 | ゴルフ
よく「野球は9回2アウトから」と言われることもありますし、
「下駄をはくまでわからない」などと言うこともあります。

いずれにしても、終わってみるまで何が起こるかわからない、
を地で行ったような大逆転劇でした。

スタート時点の最終組は
申智愛(シン・ジエ):-6、佐伯三貴:-4、比嘉真美子:-2。

追う二人がなかなか伸びない中、申智愛が着実にスコアを伸ばし、
15番を終わって
申智愛(シン・ジエ):-9、佐伯三貴:-5、比嘉真美子:-3。

残り3ホールで4打差。
普通に考えれば申智愛(シン・ジエ)の逃げ切りが見えていた。

16番で佐伯三貴がバーディを取り3打差になっても、
それはそれほど大きく効くとは思えなかった。

しかし、ドラマは残り2ホールにあった。

17番、セカンドをグリーン右にこぼした申智愛(シン・ジエ)。
いくらカップに向かって下りとはいえ、2パットのボギーで良しとすれば、
転がるのをやむなしとして、カップ近くまで打てばよかった。

しかし、グリーンエッジギリギリに狙った第3打のロブショットは、
ほんのわずかグリーンに届かず、逆戻りして転がり落ちた。

そして続く第4打。
ライは多少よくなったとはいえ、同じような逆目のラフから、
同じようにギリギリを狙ったロブショット。

そしてそれがまた同じようにグリーンにわずか届かず、またも逆戻り。
第5打は低めに出して入るかも、と思えるくらいのナイスアプローチ。

パットを決めたものの、結果はまさかのダブルボギー。
佐伯三貴との差は一気に1打になってしまった。

運命の18番。

申智愛(シン・ジエ)は2オンならなかったものの、
奥から絶妙の寄せでOK圏内に3オン。

一方の佐伯三貴は曲りの読みにくい下りのロングパットが残ったが、
これを見事にねじ込む会心のバーディ。
こぶしを二度も突き上げるほどの力の入りようだった。

続いて比嘉真美子はあっさりパーパットを決めて単独3位確定。

残すは申智愛(シン・ジエ)の短いパーパット。

誰もがプレーオフだな、と思ったその瞬間、
ボールはカップに蹴られ、カップの向こう側へ。

この瞬間、佐伯三貴ですらびっくりの逆転優勝となった。

いやあ、本当に勝負は終わってみるまでわからないもんですね。

優勝、佐伯三貴、7アンダー。
2位、申智愛(シン・ジエ)、6アンダー。
3位、比嘉真美子(アマ)、3アンダー。
4位、安宣柱(アン・ソンジュ)、2アンダー。

イーブンパー、5位タイ、3人。
諸見里しのぶ、有村智恵、全美貞(チョン・ミジョン)。

1オーバー、単独8位、横峯さくら。
2オーバー、単独9位、服部真夕。

3オーバー、10位タイ、10人。
森田理香子、吉田弓美子、原江里菜、笠りつ子、飯島茜、
豊永志帆、朴仁妃(パク・インビ)ら。

4オーバー、20位タイ、9人。
香妻琴乃、イ・ボミ、堀奈津佳、馮珊珊(フェン・シャンシャン)ら。

5オーバー、29位タイ、金田久美子と姜如珍(カン・ヨウジン)。

6オーバー、31位タイ、藤本麻子、酒井美紀、木戸愛ら8人。

7オーバー、39位タイ、北田瑠衣ら4人。

8オーバー、43位タイ、藤田幸希、黄アルムら5人。

9オーバー、48位タイ、金月喜(キム・ソヒ)ら3人。

上田桃子は3バーディ、6ボギー、1ダボと出入りの激しいゴルフで、
通算11オーバーの53位。
△-○△-○△▲- -△△--○--△

次戦は熊本での西陣レディス。
上田桃子は出ないようだけど、スタジオアリスよりむしろ西陣って気が
しないでもありません。

USLPGAの次戦は4/18からのハワイでのLPGAロッテ。
多分TV中継の都合なんでしょうが、水~土のスケジュールで、
いくらハワイとはいえ熊本で日曜までやって
ハワイ入りはきついと言うことでしょうか。

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