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政治家の名義貸しっていったい何なの

2007-04-03 12:30:40 | 政治経済
民主議員の団体名借用、高額本押し売り 都内の出版社(朝日新聞) - goo ニュース

名義貸しって、いったい何なんでしょう。
法に触れることではないにしても、道義的に良いこととは思えません。

問題がないにしても名前を貸す相手がどんな人かくらいは見るでしょう。
普通「何かあった時にお前の名前を出していいか。」と言う時でも
相手の信用度、信頼度、どういう時に自分の名前を使うか使ったか、
気になりませんか。

ましてや、名義貸しって「冠」なわけでしょう。

一流企業、日本を代表する大企業はその子会社、孫会社の名前に、
自社の名前を入れる時は、そりゃあもうすごい厳しいですよ。

その子会社孫会社の不始末が親会社の信用を棄損するわけですから、
中身も見ないで名義を貸すようなことはありえません。
厳しい審査とその後も何かと口だしをするわけです。

その点、堂々と内容についてはよく判らない、
名義を貸しただけと言える立場っていいですよね。

社外監査役の方も商売のやり方を知らなかったなんて、よく言えますね。

ところで、よく似た名前で「・」を入れただけの別組織にして、、、を
不当とか、おかしいというつもりはありません。

政治団体だから、一般の企業とはもちろん違うでしょうが、
登記上違う名前であればもんくを言われる筋合いはないはずです。

企業なんかだと、登録する地域が違えば同じ名前でも受理されます。
その地域でも名前が売れている企業とか、全国的な大企業と紛らわしい場合は、
引っかかるでしょうが、大阪と東京で同名の全く別の会社があってもいいのです。

よく引き合いに出すのが、日本交通。
東京では、桜の花にNのマーク。
大阪では、○の中に日交。
全く別の会社です。
ともに大きな会社だし、もちろんお互いの存在も知っている。
お互いに相手の名前でもある自分の名を大切にしているに違いありません。

昔、友達がいた商社の「トーメン」と間違って別の「トーメン」に電話して、
えれえ怒られた記憶があるし、
「XXX株式会社は、当社とは関係ありません。」と言う告知記事もよく見る。

民間企業はそれくらい、自社の名前について気を配っているというのに、
「名義貸し」が平然と行われ、相手のこともよく知らないで対価をいただく。

相手の活動内容の良し悪しに関係なく、道義的な問題はないのでしょうか。
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