少子化社会白書、父親の育児参加の必要性強調(朝日新聞) - goo ニュース
基本的には賛成なのだが、「父親はもっと育児に参加すべき」と言う女性の中でも
大きな勘違いと言うか、誤解がある。
小さい子供のいる家庭、統計では未就学児童がいる家庭になるが、
日本では母親の家事育児にかける時間に比べ、
父親の時間が極端に少ないのは、統計が示すとおりだが、
では欧米諸国ではどうなのか、ずっと疑問だった。
先日ある社会学者から教えていただいた国際的な統計数値によれば、
確かに父親の家事育児にかける時間は欧米諸国の方がずっと多い。
しかし、母親の家事育児時間がその分少ないかと言うとそんなことはないのだ。
むしろ、日本の方が少ない場合もある。
何も母親の家事育児について欧米より必ずしも多いわけではない、
と主張することが趣旨ではない。
彼らは夫婦で家事育児を協力して一緒にやっているということ。
よく、旦那が子供を見てくれれば、自分の時間が取れるとか、
その間、別のことができるとか言う人がいるけど、それは本来あるべき姿なのか。
数字は欧米ではそうではないことを示している。
夫婦のどちらかが子供を見ているのではなく、一緒に面倒を見ているのだ。
私はその方がずっといいと思う。
どちらかの責任とか、どっちかがやっていればやらなくてもいい、ではなく、
どちらにも責任があり、どちらも一緒にやるべきなのだ。
その点で日本の父親は母親が見ているから大丈夫とか、
自分にはできないと言うのは父親自身の甘えに過ぎない。
一緒にやればいいのであって、分業することではない。
ここで、敢えて「分業」と言ったのは、
社会学ではこれを学術的に「性別役割分業」と呼んでいるからだ。
しかし、これは「分業」ではなく、本来「協業」すべきものなのだ。
「協業」の中で「分担」はあり得るかもしれないが「分業」とは相いれない。
そういう性質のものではないだろうか。
分業するから、普段は私に任せてるくせに、週末に子供にいい顔して、
おいしいところだけ持っていく、なんて不平不満が出るので、
一緒にやっていればお互いのやっていることや苦労などにも理解ができる。
最近は夫婦で子供の面倒を見ている若い夫婦を見かけることが多くなった。
現実の問題として、平日の昼間は旦那が仕事のケースが多いだろうから、
毎日と言うわけにはいかないだろうが、休日のスーパーなどでは、
旦那が乳母車を押して、かみさんが買い物かごを持っているシーンをよく見る。
先の社会学者に聞いた話では、多くの若い男子学生(当然未婚が多い)の中では、
家庭と会社の両立ができるかどうかが、就職先を選ぶ時のポイントだというから、
明らかにこの先10年くらいで夫婦協業型に変わっていくと思う。
いまどき「男子厨房に入らず」なんて言葉を信じている人もいないだろうが、
家事育児はかみさん任せにしていると、いつかしっぺ返しを食らうかもしれません。
基本的には賛成なのだが、「父親はもっと育児に参加すべき」と言う女性の中でも
大きな勘違いと言うか、誤解がある。
小さい子供のいる家庭、統計では未就学児童がいる家庭になるが、
日本では母親の家事育児にかける時間に比べ、
父親の時間が極端に少ないのは、統計が示すとおりだが、
では欧米諸国ではどうなのか、ずっと疑問だった。
先日ある社会学者から教えていただいた国際的な統計数値によれば、
確かに父親の家事育児にかける時間は欧米諸国の方がずっと多い。
しかし、母親の家事育児時間がその分少ないかと言うとそんなことはないのだ。
むしろ、日本の方が少ない場合もある。
何も母親の家事育児について欧米より必ずしも多いわけではない、
と主張することが趣旨ではない。
彼らは夫婦で家事育児を協力して一緒にやっているということ。
よく、旦那が子供を見てくれれば、自分の時間が取れるとか、
その間、別のことができるとか言う人がいるけど、それは本来あるべき姿なのか。
数字は欧米ではそうではないことを示している。
夫婦のどちらかが子供を見ているのではなく、一緒に面倒を見ているのだ。
私はその方がずっといいと思う。
どちらかの責任とか、どっちかがやっていればやらなくてもいい、ではなく、
どちらにも責任があり、どちらも一緒にやるべきなのだ。
その点で日本の父親は母親が見ているから大丈夫とか、
自分にはできないと言うのは父親自身の甘えに過ぎない。
一緒にやればいいのであって、分業することではない。
ここで、敢えて「分業」と言ったのは、
社会学ではこれを学術的に「性別役割分業」と呼んでいるからだ。
しかし、これは「分業」ではなく、本来「協業」すべきものなのだ。
「協業」の中で「分担」はあり得るかもしれないが「分業」とは相いれない。
そういう性質のものではないだろうか。
分業するから、普段は私に任せてるくせに、週末に子供にいい顔して、
おいしいところだけ持っていく、なんて不平不満が出るので、
一緒にやっていればお互いのやっていることや苦労などにも理解ができる。
最近は夫婦で子供の面倒を見ている若い夫婦を見かけることが多くなった。
現実の問題として、平日の昼間は旦那が仕事のケースが多いだろうから、
毎日と言うわけにはいかないだろうが、休日のスーパーなどでは、
旦那が乳母車を押して、かみさんが買い物かごを持っているシーンをよく見る。
先の社会学者に聞いた話では、多くの若い男子学生(当然未婚が多い)の中では、
家庭と会社の両立ができるかどうかが、就職先を選ぶ時のポイントだというから、
明らかにこの先10年くらいで夫婦協業型に変わっていくと思う。
いまどき「男子厨房に入らず」なんて言葉を信じている人もいないだろうが、
家事育児はかみさん任せにしていると、いつかしっぺ返しを食らうかもしれません。
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