毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
今週は7/4が祝日(独立記念日)のため、4日間の数値も出ているが、
いつも通り3日間の数字で見ていく。
ファインディング・ドリー」が3週連続1位。
1. Finding Dory
2. The Legend of Tarzan
3. The Purge: Election Year
4. The BFG
5. Independence Day: Resurgence
6. Central Intelligence
7. The Shallows
8. Free State of Jones
9. The Conjuring 2
10. Now You See Me 2
***
13. X-Men: Apocalypse
**
16. Teenage Mutant Ninja Turtles: Out of the Shadows
**
18. Warcraft
***
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
1.Finding Dory (★★★)
3週連続1位。
4割以上減ったが、4140万ドルで累計は3億7170万ドル。
前作の「ファインディング・ニモ」をあっさり抜いてPIXAR史上2位。
ちなみに1位は「トイ・ストーリー3」の4億1500万ドルだが、来週にも抜きそう。
ドリーは前作でも重要なキャラだった。
種類はナンヨウハギ、ちなみにニモはご承知の通りクマノミ。
「ファインディング・ドリー」2016/7/16(Disney)
*
2.The Legend of Tarzan (★★)
初登場2位。
3850万ドルとやや苦しいスタート。
金掛けりゃいいってもんじゃないけど。
主人公のアレキサンダー・ステラスガルドはステラン・ステラスガルドの息子。
「ターザン:REBORN」2016/7/30(WB)
*
3.The Purge: Election Year (×)
初登場3位。
3130万ドル。
1年に1日、犯罪が合法化される日。
人々は殺人でうっぷんを晴らすが、それは政府の人減らし政策だった。
シリーズ、第3弾。
こういう突飛な設定の場合、2作目、3作目と興収が減っていくものだが、
1作目に出たイーサン・ホークが降板したのに2作目のほうがヒット。
今作はそれを上回る勢い。
3作とも低予算映画の部類なので、高収益と思われる。
日本公開未定。
*
4.The BFG (★)
初登場4位。
興収は1850万ドル。
スピルバーグ監督、久々のファンタジーも予想外の大苦戦か。
製作費が1億ドルをはるかに超えており、通常なら大失敗の部類だが、
ディズニー映画の場合は、全米だけの興収では語れないものがあるので、
何とも言えない。
主役の巨人を演じるのは「ブリッジ・オブ・スパイ」でソ連のスパイを演じ、
アカデミー助演男優賞となったマーク・ライランス。
「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」2016/9/17(Disney)
*
5.Independence Day: Resurgence (★★★)
2位から5位にダウン。
興収は6割減って1650万ドル。
累計7270万ドル。
この分では1億ドルいかないか、いかないか。
つまり大台突破はかなり厳しい。
海外分は順調なようで全米の倍以上稼いでいる。
20年ぶりの続編。
「インデペンデンス・デイ リサージェンス」2016/7/9(20thFOX)
*
6.Central Intelligence (★★)
3位から6位にダウン。
3割減って1250万ドル。累計9190万ドルとこちらは大台突破必至。
ドゥエイン・ジョンソンとケビン・ハートのバディ・コメディ。
この組み合わせは見たことないが、ケビン・ハートは相変わらずヘタレ。
ザ・ロックがかなりのお調子者になっている。
日本公開未定。
*
7.The Shallows (×)
4位から7位にダウン。
ほぼ半分の880万ドル。累計は3500万ドル。
サメ映画。
ブレイク・ライブリー。
「旅するジーンズ」シリーズの4人の一人。
「ザ・タウン」「アデライン100年の恋」にも出てる。
「ロスト・バケーション」2016/7/23(Sony)
*
8.Free State of Jones (★)
6位から8位にダウン。
4割以上減って410万ドル。
累計1520万ドルと失敗の様相。
海外受けしそうもないテーマなので原価回収も苦しいのでは。
マシュー・マコノヒー。
南北戦争当時、ミシシッピーの貧農が南軍に立ち向かう物語。
日本公開未定。
*
9.The Conjuring 2 (×)
5位から9位にダウン。
半分の380万ドル、累計9520万ドルで、大台に届きそうだ。
こういう系の映画にしては製作費も潤沢だが、海外受けもよろしいようで。
ホラー、続編。
「死霊館 エンフィールド事件」2016/7/9(WB)
*
10.Now You See Me 2 (★★)
7位から10位にダウン。
半分近い300万ドル、累計5870万ドル。
このままでは前作に遠く及ばず。
ただし、海外分は順調。
続編。敵役にダニエル・ラドクリフ登場。
「グランド・イルージョン 見破られたトリック」2016/9/1(カドカワ)
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
13.X-Men: Apocalypse (★★★)
8位から13位にダウン。
6割減って100万ドルを切り91万ドル。
累計1億5350万ドルと製作費にも届かない。
これも海外は順調だが、それに媚びるようにならないか心配。
製作費は「デッドプール」の3倍だが、興収は半分にも満たない。
「X-MEN:アポカリプス」2016/8/11(20thFOX)
**
16.Teenage Mutant Ninja Turtles: Out of the Shadows (★)
9位から16位にダウン
7割減って74万ドル。累計7940万ドルの大惨敗。
マイケル・ベイ版(製作)の続編。
「ミュータント・ニンジャ・タートルズ 影(シャドウズ)」2016/8/26(東和ピクチャーズ)
*
18.Warcraft (★)
10位から18位ダウン。
1/4以下の50万ドル。累計4570万ドル。
製作費は1億6千万ドルで大失敗の部類だが、どういうわけか
中国では2億ドル超の大ヒット。
海外分が興収全体の9割を占める
「ウォークラフト」2016/7/1(東宝東和)
今週は7/4が祝日(独立記念日)のため、4日間の数値も出ているが、
いつも通り3日間の数字で見ていく。
ファインディング・ドリー」が3週連続1位。
1. Finding Dory
2. The Legend of Tarzan
3. The Purge: Election Year
4. The BFG
5. Independence Day: Resurgence
6. Central Intelligence
7. The Shallows
8. Free State of Jones
9. The Conjuring 2
10. Now You See Me 2
***
13. X-Men: Apocalypse
**
16. Teenage Mutant Ninja Turtles: Out of the Shadows
**
18. Warcraft
***
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
1.Finding Dory (★★★)
3週連続1位。
4割以上減ったが、4140万ドルで累計は3億7170万ドル。
前作の「ファインディング・ニモ」をあっさり抜いてPIXAR史上2位。
ちなみに1位は「トイ・ストーリー3」の4億1500万ドルだが、来週にも抜きそう。
ドリーは前作でも重要なキャラだった。
種類はナンヨウハギ、ちなみにニモはご承知の通りクマノミ。
「ファインディング・ドリー」2016/7/16(Disney)
*
2.The Legend of Tarzan (★★)
初登場2位。
3850万ドルとやや苦しいスタート。
金掛けりゃいいってもんじゃないけど。
主人公のアレキサンダー・ステラスガルドはステラン・ステラスガルドの息子。
「ターザン:REBORN」2016/7/30(WB)
*
3.The Purge: Election Year (×)
初登場3位。
3130万ドル。
1年に1日、犯罪が合法化される日。
人々は殺人でうっぷんを晴らすが、それは政府の人減らし政策だった。
シリーズ、第3弾。
こういう突飛な設定の場合、2作目、3作目と興収が減っていくものだが、
1作目に出たイーサン・ホークが降板したのに2作目のほうがヒット。
今作はそれを上回る勢い。
3作とも低予算映画の部類なので、高収益と思われる。
日本公開未定。
*
4.The BFG (★)
初登場4位。
興収は1850万ドル。
スピルバーグ監督、久々のファンタジーも予想外の大苦戦か。
製作費が1億ドルをはるかに超えており、通常なら大失敗の部類だが、
ディズニー映画の場合は、全米だけの興収では語れないものがあるので、
何とも言えない。
主役の巨人を演じるのは「ブリッジ・オブ・スパイ」でソ連のスパイを演じ、
アカデミー助演男優賞となったマーク・ライランス。
「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」2016/9/17(Disney)
*
5.Independence Day: Resurgence (★★★)
2位から5位にダウン。
興収は6割減って1650万ドル。
累計7270万ドル。
この分では1億ドルいかないか、いかないか。
つまり大台突破はかなり厳しい。
海外分は順調なようで全米の倍以上稼いでいる。
20年ぶりの続編。
「インデペンデンス・デイ リサージェンス」2016/7/9(20thFOX)
*
6.Central Intelligence (★★)
3位から6位にダウン。
3割減って1250万ドル。累計9190万ドルとこちらは大台突破必至。
ドゥエイン・ジョンソンとケビン・ハートのバディ・コメディ。
この組み合わせは見たことないが、ケビン・ハートは相変わらずヘタレ。
ザ・ロックがかなりのお調子者になっている。
日本公開未定。
*
7.The Shallows (×)
4位から7位にダウン。
ほぼ半分の880万ドル。累計は3500万ドル。
サメ映画。
ブレイク・ライブリー。
「旅するジーンズ」シリーズの4人の一人。
「ザ・タウン」「アデライン100年の恋」にも出てる。
「ロスト・バケーション」2016/7/23(Sony)
*
8.Free State of Jones (★)
6位から8位にダウン。
4割以上減って410万ドル。
累計1520万ドルと失敗の様相。
海外受けしそうもないテーマなので原価回収も苦しいのでは。
マシュー・マコノヒー。
南北戦争当時、ミシシッピーの貧農が南軍に立ち向かう物語。
日本公開未定。
*
9.The Conjuring 2 (×)
5位から9位にダウン。
半分の380万ドル、累計9520万ドルで、大台に届きそうだ。
こういう系の映画にしては製作費も潤沢だが、海外受けもよろしいようで。
ホラー、続編。
「死霊館 エンフィールド事件」2016/7/9(WB)
*
10.Now You See Me 2 (★★)
7位から10位にダウン。
半分近い300万ドル、累計5870万ドル。
このままでは前作に遠く及ばず。
ただし、海外分は順調。
続編。敵役にダニエル・ラドクリフ登場。
「グランド・イルージョン 見破られたトリック」2016/9/1(カドカワ)
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
13.X-Men: Apocalypse (★★★)
8位から13位にダウン。
6割減って100万ドルを切り91万ドル。
累計1億5350万ドルと製作費にも届かない。
これも海外は順調だが、それに媚びるようにならないか心配。
製作費は「デッドプール」の3倍だが、興収は半分にも満たない。
「X-MEN:アポカリプス」2016/8/11(20thFOX)
**
16.Teenage Mutant Ninja Turtles: Out of the Shadows (★)
9位から16位にダウン
7割減って74万ドル。累計7940万ドルの大惨敗。
マイケル・ベイ版(製作)の続編。
「ミュータント・ニンジャ・タートルズ 影(シャドウズ)」2016/8/26(東和ピクチャーズ)
*
18.Warcraft (★)
10位から18位ダウン。
1/4以下の50万ドル。累計4570万ドル。
製作費は1億6千万ドルで大失敗の部類だが、どういうわけか
中国では2億ドル超の大ヒット。
海外分が興収全体の9割を占める
「ウォークラフト」2016/7/1(東宝東和)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます