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大相撲三月場所、3日目

2021-03-16 22:58:58 | スポーツ
3日目。

白鵬が足の故障で欠場してしまった。
診断書によれば、手術が必要で、術後2か月のリハビリが必要と言うことだ。
これで五月場所の全休も事実上決まった。
五月場所は鶴竜の一人横綱となるのだろうか。

さて、大関陣。
朝乃山は右手一本ののど輪で攻める北勝富士をうまくいなしてひっくり返した。
正代は宝富士をうまく攻めて寄り切り。
ここで、阿武咲が不戦勝の勝ち名乗りを受けた。

大相撲の慣例として結びの一番は不戦勝とはせず、結びの一つ前と入れ替えられる。
余談だが、不戦勝、負けた方は不戦敗だが、病欠以外に遅刻も不戦敗となる。
かつて一度だけ、東西の力士が二人とも土俵に遅刻し、二人とも負けるという珍事があったらしい。
また、取り直しで両者疲労困憊し、棄権したことによる双方不戦敗が昭和14年に起こっている。

さて、実はこの2日間嫌な予感があったのは、3大関の最初の二人は勝ち、三人目が負けるパターン。
今日もそうだとすると、貴景勝が負ける。
不安は的中し、貴景勝は若隆景を攻めきれず、中途半端にいなして呼び込んでしまい、
さらに横に逃げようとして失敗、押し出されてしまった。
これで3大関とも2勝1敗。

関脇照ノ富士は先場所優勝の大栄翔との対戦。
照ノ富士はこのところ、大栄翔に2連敗で、先場所は一方的に押し出されて負けている。
この日は積極的に前に出て、土俵を丸く逃げる大栄翔に接近したまま追い大栄翔堪らず転倒。
決まり手は寄り倒し。

これで幕内3連勝は、照ノ富士と妙義龍、逸ノ城の3人だけとなった。
天敵撃破で照ノ富士の大関復帰なるか。

十両では、炎鵬、若元春、矢後の3人。
先場所は手の内を読まれて負けが込み、十両に下がった炎鵬。一場所で幕内復帰なるか。

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