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24時間テレビのマラソン(批判的内容です)

2007-08-20 15:54:45 | Weblog
欽ちゃん70キロマラソン涙のゴール(日刊スポーツ) - goo ニュース

笑顔忘れず70キロ完走!66歳・欽ちゃんが涙のゴール(サンケイスポーツ) - goo ニュース

欽ちゃん 足痛に耐え涙のフィナーレ(スポーツニッポン) - goo ニュース

申し訳ないんだけど、24時間テレビの類、積極的には見ません。

たまたま見ていた番組が24時間テレビの一コーナーだった、
なんてことはありますが。

以下、24時間テレビは素晴らしい番組だと思う人は読まないでください。
特に24時間テレビ=マラソン=感動だとお考えの方とは、
相いれない意見です。

だからと言って、感動を感じた方を批判するつもりはないし、
放送で何かを感じることができた人は、それはそれで幸せです。

また、もし読まれて気分を悪くしても、
私のことを心の狭い取り方しかできないんだと、
さげすんでいただいて結構です。







最初のころは高邁な理想のある番組だとも思っていたけど、
最近は27時間テレビとか、28時間とか、多くの局でやりますよね。
もう単なる特番になり下がってます。

マラソンは何で要るんですかね。
感動=視聴率の点で外せないんでしょうか。

でも、24時間TVの中で何で走らなくちゃいけないのか、
必然性が理解できない。

萩本欽一氏に走らせることに意味があるのか、との意見に対し、
じゃ、あんた、66になって70キロ走れんのか、の反論がありました。
そういう問題じゃないんだけどね。

また、24時間で70キロなら平均3キロ/時、
時速4キロなら18時間で着くから、歩いてもいける、
と言う人がいますが、私はそうは思いません。無理です。

人々に感動を与えるために、
がんばればできるんだということを示すために、
24時間テレビで走ってくれませんか。
と言われれば、芸能人の方々なら断れないでしょう。

萩本欽一氏は本当に私利私欲も何もなく、一生懸命やったろうし、
それを支援した欽ちゃんファミリーも、一般の欽ちゃんファンも、
大部分の人は純粋に応援したろうし、感動したでしょう。

でもどうしても、感動の押し売り、演出された感動の気がしてならない。
繰り返しますけど、萩本欽一氏が悪いわけじゃない。

裏で感動を演出している人がいるわけで、
ボランティアだ、チャリティだと言ってる陰で、
誰が走れば「視聴率が取れるか」、
どうやれば視聴者が感動を感じてくれるか、を
一生懸命考えている人たちがいる。

これで萩本欽一氏が体を壊したりしたらどうすんでしょう。
練習で400キロ以上走ったとか言うけど、
アスリートでもないのに無茶させて、膝を悪くするぞ。

とはいえ放送中には大きなけがや事故もなく、
来年も誰かが走るんでしょうね。

ちなみに、番組全体の平均視聴率は2006年が17.7%、
2005年は19.0%、
2005年の丸山弁護士ゴールの時は40%を超えたらしいから、
止めたくても止められないでしょう。

なお、2006年、アンガールズが走った時の
「さわんな、ボケ!」事件については、
ついさっきまで知りませんでした。
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1 コメント

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TV局の何でもありの姿勢に・・・ (QUEEN)
2007-08-20 21:29:51
トラックバックしました
上手くできているかわかりませんが

更に来年、3匹目のドジョウを狙って
エスカレートしない事を願っています

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