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女子プロゴルフ、ロレックスランキング、計算方法改定

2006-08-23 10:04:16 | スポーツ
女子プロゴルフの話題。

ちょっと古い話で恐縮だが、8月の全英女子オープン以降から、
ロレックスランキングの計算方法が変わった。

もともとはあるルールで各大会(=試合)に割り振られたポイント
(原則は出場選手のレベルと数で決まる)
をこれまたあるルールに従って、大会(=試合)の成績順に割り振っていき、
これを出場試合数で割る。

1試合の平均ポイントを出して、その高低で順位付けするというものだ。

ポイントのつけ方や振り方は詳しく知らないので、これ以上は触れない。

ここまでは今までと変わりなく、変わったのは試合数の制限事項だ。

今までは過去2年間の試合を対象として、
15試合以上の出場者をランキングに入れていた。
割り戻すときの分母も試合数だ。

今回変わったのは、この15試合の制限をなくするというもの。

以前からロレックスランキングに興味を持っておられた方は、
気づいておられたと思うが、
ミシェル・ウィーはランキングから消えたり入ったりしている。

直近では5/1にランキング2位だったのに、5/8はランキング圏外。
6/12に突然2位でランキングに復帰している。

ランキングから外れたのは計算対象の期間の試合数が15未満になったためだ。
その後、また試合に出ることによって15試合になり復活した。

こんな上位の選手が出たり入ったりしては判りにくい。
大体ミシェル・ウィーのような超有名選手がランキングから落ちては、
ランキングの権威にも響きかねない、とでも考えたのだろうか。

しかしながら、2年に15試合そこそこしか出ないミシェル・ウィーが
全プロの中で2位というのも疑念(選手たちの不満?)が残る。

ランキングには残したいが、不公平感は払拭したい。
そこで考えられたのが今回の改訂(と勝手に推測しています)

15試合の制限は撤廃する代わりに、最低試合数を2年で35試合にする。
ちょっと判りにくい?

つまり試合数の下限は設けないが割り戻す試合数(=分母)の下限を35とする。
こうすれば、15試合前後しか出ないミシェル・ウィーの平均ポイントは、
一気に半分になる、というわけだ。

実際に7/31に14.63ポイントで2位だった彼女は、
8/7のランキングでは、6.83ポイントに激減し7位に下がっている。

まずは思惑通り、といったところでしょうか。

なお、ランキングトップはアニカ・ソレンスタムでずっと変わらず。
不動裕理は、当初4位で、8/21のランキングでは10位。
宮里藍は、当初6位、8/21時点では11位だ。

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