JLPGA、エリエールレディス、結果

終盤の接戦は面白かった。
スタート時点は鈴木愛がリード。
最終組には２打差の横峯さくらと３打差の酒井美紀。

残り４ホールでこの３人が１６アンダーで並ぶ。

これに先を行く森田理香子が１６番、盧暁晴（テレサ・ルー） が１７番で
バーディを取って１６アンダーとし、トップタイが５人。

この時、最終組は１５番で揃ってグリーン。

最も遠く解説の岡本綾子が内心バーディはないなと思った横峯さくらが、
フックラインのロングパットをど真ん中から決めて一歩リード。

岡本綾子がボール半分と言った鈴木愛のパットは曲がりきらずバーディを逃す。
酒井美紀はバーディ。

この時点では横峯さくらと酒井美紀が１７アンダー。
盧暁晴（テレサ・ルー） 、森田理香子、鈴木愛が１６アンダー。

しかし、続く１６番。
グリーン奥にわずかに外した酒井美紀が返しのアプローチをミス。
パーパットを外し、返しのボギーパットはカップに蹴られた。

これに対し、横峯さくらは連続バーディで差を広げた。
酒井美紀は気落ちしたか、１７番もボギーで脱落。

盧暁晴（テレサ・ルー） と森田理香子は最終ホールをバーディとして
１打差で後続を待つ。

最終ホールは横峯さくらが安全策に切り替え、
ともにバーディだった酒井美紀と鈴木愛をしり目にパーで逃げ切り。
今季初優勝を飾った。

１打差の２位タイには森田理香子、鈴木愛、盧暁晴（テレサ・ルー） 。

１６アンダー、５位タイには北田瑠衣、原江里菜、酒井美紀。

安宣柱（アン・ソンジュ）は８位タイで、賞金女王確定。

大山志保は１１位タイ。
上田桃子、１３位タイ。
工藤遥加、イ・ボミ、１５位タイ。
藤本麻子、単独１８位。
李廷恩(イ・ジウ) 、２２位タイ。
木戸愛、２６位タイ。
堀琴音、２８位タイ。
などなど。

この結果、賞金ランキングによる来季シード権も確定。
馮珊珊(フォン・シャンシャン)は予想通りシード対象外。

李廷恩(イ・ジウ) が２２位タイに入り、予想通りシード圏内に滑り込み。

予選落ちした黄アルムは、張恩妃(チャン・ウンビ)にも抜かれたが、
ギリギリ５１位でシード権確保。

工藤遥加は、５１位まで７３万円弱の５３位で落選。
あと３打でシード権だった。

ところで、横峯さくらは今大会の優勝がなくてもランキング２５位以内の資格で
最終戦のリコーカップの出場権を持っていたが、
ＵＳＬＰＧＡのＱＴ参加の為、リコーカップには出ず渡米するそうだ。