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誤嚥性肺炎

2018-02-26 10:59:26 | 観察
左とん平さんが誤嚥性肺炎で亡くなったそうだ。

以前、個人的な感想で大動脈解離が怖いと書いたが「誤嚥性肺炎」も怖い。

実は父が「誤嚥性肺炎」で亡くなっている。

人間の喉は気管と食道を切り替える構造となっている。
この「切り替え」がスムーズにいかなくなり飲食物が気管に入ってしまうことがある。

そのような場合、咳き込むなどして気管に入ったものを吐き出す仕組み(咳反射)に
なっているが、高齢者や乳幼児は咳き込んで吐き出す力が弱い。
乳幼児が小さいものを呑み込んで気管に詰まったなどのニュースも時折聞かれる。

「切り替え」がうまくいかなくなる要因には高齢による反射力や筋力の低下だけでなく、
「脳梗塞」や「認知症」などによる嚥下障害も含まれる。

咳反射によって異物を吐き出すことに失敗した場合、異物が気管に引っかかれば
呼吸困難となる可能性もあるが、取り出せる可能性もある。

誤嚥で怖いのは、細菌などが異物と共に肺に入り込み肺炎となること。

高齢者の場合、誤嚥性肺炎は苦しいうえになかなか治らないようで、
呼吸困難から死に至ることも多いようだ。(父がこれ)

「入院中に肺炎で亡くなった」と聞くとすぐに「誤嚥性肺炎」を疑ってしまう。

元は別の要因だとしても入院加療中に誤嚥性肺炎となって死亡するとなれば、
これはもう泣くに泣けない。

病院で細菌感染はそうはないだろう、と思うかもしれないが、肺炎の原因に
外部からの細菌感染だけでなく、自身の口内細菌による感染もあるらしいから
油断できないし、病院側の努力だけでは防げない。
私が怖いと思う所以です。

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