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LED電球、寿命4万時間の嘘

2012-09-30 11:30:25 | IT
ちょっとセンセーショナルなタイトルにしてしまった。

我が家ではもう白熱球は使っていない。

発熱球を取り付けることになっているところは、
電球型LED、レフ球型LED、そして、電球型蛍光灯にしている。

電球型蛍光灯が安くていいのだが「すぐ明るい」と謳う製品でも
100%の明るさになるには少し時間がかかる。

したがって、LED電球が使えない場所以外はLED電球にしている。

LED電球の仕様を見るとたいていの物は定格寿命、約40000時間となっている。

但し書きに、定格寿命であり製品寿命ではないと書いてあるものの、
CMなどでは毎日10時間使って10年間などと言っている。

ところで、この4万時間は確かにLEDの寿命としては正しいのだろう。

しかもLEDの明度が一定以下に落ちるのが4万時間で、
白熱球や蛍光灯のように切れてしまうわけではない。

ところが、LED電球には何かしら回路が組んであるわけで
この回路が普通に考えて10年持つとは思えない。

案の定、普通に使っていて2、3年でブリンクがひどくなって
使用に絶えないものが出てきた。

いくつかの物は、なんかちらつくな程度で、気になるくらいだったが、
ついに激しいブリンクを起こすものが出てしまった。

それがトップのミニレフ球型LED電球。(口金がE17)

ウォークインクローゼットに使っていて一日中点けているわけではないし、
第一そんな昔に買ったものではないはずだ。

家計簿を確認したところ、2010/6/27にホームセンターで
ミニレフ球型LED電球、1480円を4つ買っているので、
そのうちの一つだろう。

後の3つのうち、2つは洗面所に使っているが、これは異常がない。
もう一つはどこに使っているか忘れた。

2010/6/27から今日までは826日。

ブリンクがひどくなったのは今日ではないが、丸々考えても
826×24=19824と定格寿命の半分にも満たない。

ましてや毎日何時間もつけていたわけではない。
多めに見積もっても、せいぜい数千時間だろう。

ひょっとしたら、頻繁に接・断を繰り返すより、点けっ放しの方が
回路にとってやさしいのかもしれない。

でも必要もないのに点けっぱなしじゃせっかくの省電力が無駄になってしまう。

LED電球は白熱球と比べて電気代1/10なんて言われるけど、
電球型蛍光灯と比べるとせいぜい半分なんですよね。

gooブログは動画のアップができないので、
YouTubeに上げておいた。

気になる人はご覧あれ。

LED電球、激しくブリンク

なお、普通サイズ(E26口金)のLED電球で、
ブリンクが気になって交換したものは2つあるが、
その瞬き具合はこれよりはずっとまし。

また、今ほどLED電球が一般的になる前の、小さくて暗い時期の物
も使っているが、それは故障していない。
(こういうやつ、何種類かある、常夜灯よりちょっと明るいレベル)


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