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エスカレーターから転落死の高齢者、死因は大動脈解離

2018-02-17 09:34:25 | 観察
ご高齢の男性が駅の階段から転落し重体となっていたが、お気の毒に
お亡くなりになったとのこと。

これだけ聞くとエスカレーター危ないな、とか
手押し車をお使いになっていたらしいので、そりゃ危ないよ、とか
誰か補助するなり、ついてあげなかったのか、などと思ってしまうが、
死因が大動脈解離だと聞けば、それでもとで転落した可能性が高い。

大動脈解離=弱くなっていた大動脈の血管の層が一気に解離し破裂する
 引き金と言うかきっけはさまざま。

解離性大動脈瘤=大動脈解離の一種で大動脈にできた動脈瘤が破裂し、
 それが引き金となって大動脈に解離を引き起こす。

首都高運転中に大動脈解離で亡くなった声優の鶴ひろみさん(57)、
舞台公演中に亡くなった中島しゅうさん(69)、
最近では、声優の新田万紀子(56)も大動脈解離でお亡くなりになっている。

大動脈瘤がある場合は、自覚症状があれば詳しい検査などで発見できることもあるらしいが、
自覚症状のないケースも多く、突然発症することも多いらしい。

発症から奇跡的に回復した大木凡人氏によれば、突然激しい胸の痛みに襲われ、自ら救急車を要請し、
救急搬送、緊急手術により、死線をさまよったものの助かったとのこと。

当マンションでも激しい胸の痛みで病院に行ったところ、大動脈解離が見つかり
助かった方がおられるが、医師に「病院に来たときは普通死んでますよ」と言われたそうだ。
まさに奇跡の生還だったようだ。

このように発症しても生還される方もなくはないが、初発症状が突然死であることも多いらしい。

実はうちの母も大動脈解離で亡くなっており、他人事ではない。
発症してほぼ瞬間に意識を失い、そのまま死んだらしい。
一人暮らしではあったが、同居人がいたとしても即時対処は難しかったかも知れない。

後日、主治医とお話しさせていただいたときには日常的に接している医師でも
検知するのはかなり困難だとおっしゃっていた。

必ずしも高齢者だけが発症するわけではないし、予防法も知らないので非常に怖い。

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