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副作用と副反応(追記あり)

2021-11-08 09:38:22 | 闘病・治療
最近の新型コロナウィルスワクチンでは「副反応」という言葉がよく使われる。
それを聞いて昨今は「副作用」は「副反応」と呼び方が変わったんだと思っていた。

ところが今日コロナウィルス治療薬の飲み薬がイギリスで承認された話題に関連して、
コメンテイターが「副反応はどうですか」と聞いたところ、相手の医師が
「この場合は『副作用』というんですけど・・・」と答えた。

つまり、注射や点滴の場合は「副反応」、服薬の場合は「副作用」ということらしい。
(違うかも、下記参照)
初耳だった。

* 以下、追記 *

その後、確認のために「副作用と副反応の違い」でググったところ、どうもはっきりしない。

ある医師は、
「副反応とは“通常見られる反応”のことで、副作用とは“異常な反応”の事を指します。
 具体的には前者には軽い発熱、倦怠感、接種部の発赤・腫脹といったことで、
 後者はけいれん、ショック状態、アナフィラキシーショックなどをいいます。」
と、書いていたが、アナフィラキシーショックは新型コロナワクチンの「副反応」の一つに
あげられている。

別のサイトでは、
広義の副作用は「ワクチンを含む医療品や手術などのあらゆる医療に関して、有害、無害に関わらず、
 主作用(治療や予防のために用いる医薬品の主な作用)以外の体に起こるすべての作用のこと。」
狭義では「医薬品による有害な作用のこと」
副反応は「ワクチン接種をした場合に限定される用語で、ワクチン接種の主作用(免疫がつく)とともに、
 接種が原因で体に起こった好ましくない反応のこと」
とあった。

また別のサイトには、
デジタル大辞泉によると、として
副反応とは、「ワクチンの接種を受けた後に生じる、接種部位の腫れや発赤・発熱・発疹などの症状」をいいます。
最近、良く耳にする、「アナフィラキシー」も副反応の1つです。
副作用とは「薬物の、病気を治す作用とは別の、望んでいない作用」のことをいいます。
とあった。

今治療で使っている点滴の説明書には「副作用」とあったので、点滴=>副反応というわけでもなさそうだ。
他にも「副反応はワクチン接種の場合」としているところが多い。

新型コロナウィルスワクチンで「副反応」が一躍「時の言葉」(新語・流行語大賞候補)となっているが、
広義の副作用は副反応を含むので、副作用と呼んでも間違いではなさそうだ。

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