今日は「中秋の名月」です。
中秋の名月が満月になるのは8年ぶりだそうです。
中秋の名月って満月に決まっているんじゃないのと、思った方もいるかもしれません。
中秋の名月じゃなくて、仲秋の名月じゃないのと、思った方もいるかもしれません。
以前ここでも書いた気がしますが、仲秋と中秋は違います。
また、名月と満月も違います。
まず、わかりやすい「仲秋」と「中秋」の違いから。
どちらもざっくり言って旧暦で「秋の真ん中」のことですが、真ん中の決め方が違います。
旧暦の秋は、7月、8月、9月の3か月を言い、仲秋はその真ん中の月、8月を示します。
一方、中秋は、日単位で秋の真ん中を意味し、8月15日のことです。
名月を満月だと理解すれば、中秋の名月も仲秋の名月も大差ないことになりますが、
旧暦の8月15日は必ずしも満月にはなりません。
現在では、満月は月齢15.0の瞬間を含む日ですので、旧暦の15日になるとは限りません。
実際の月の満ち欠けが大事か、8月15日が大事か。
現在でも満月以外に「三日月」「上弦の月」「下弦の月」などの呼び名が残っていますが、
昔の人が満月を愛でていたとしても、他の月をないがしろにしていたわけではないと思います。
十三夜、十六夜、立待ち、居待ち、寝待ち、等々月に思いをはせる言葉が残っています。
とすれば、15日の夜、十五夜の月が大事であって、厳密に満月かどうかなんてあまり重くなかったのではないでしょうか。
8月の名月(仲秋の名月)と言えば、満月以外にも風情を感じる月はあるので、やはりここは、
8月15日の月、中秋の名月が昔の人の心に刺さっていた気がします。
中秋の名月が満月になるのは8年ぶりだそうです。
中秋の名月って満月に決まっているんじゃないのと、思った方もいるかもしれません。
中秋の名月じゃなくて、仲秋の名月じゃないのと、思った方もいるかもしれません。
以前ここでも書いた気がしますが、仲秋と中秋は違います。
また、名月と満月も違います。
まず、わかりやすい「仲秋」と「中秋」の違いから。
どちらもざっくり言って旧暦で「秋の真ん中」のことですが、真ん中の決め方が違います。
旧暦の秋は、7月、8月、9月の3か月を言い、仲秋はその真ん中の月、8月を示します。
一方、中秋は、日単位で秋の真ん中を意味し、8月15日のことです。
名月を満月だと理解すれば、中秋の名月も仲秋の名月も大差ないことになりますが、
旧暦の8月15日は必ずしも満月にはなりません。
現在では、満月は月齢15.0の瞬間を含む日ですので、旧暦の15日になるとは限りません。
実際の月の満ち欠けが大事か、8月15日が大事か。
現在でも満月以外に「三日月」「上弦の月」「下弦の月」などの呼び名が残っていますが、
昔の人が満月を愛でていたとしても、他の月をないがしろにしていたわけではないと思います。
十三夜、十六夜、立待ち、居待ち、寝待ち、等々月に思いをはせる言葉が残っています。
とすれば、15日の夜、十五夜の月が大事であって、厳密に満月かどうかなんてあまり重くなかったのではないでしょうか。
8月の名月(仲秋の名月)と言えば、満月以外にも風情を感じる月はあるので、やはりここは、
8月15日の月、中秋の名月が昔の人の心に刺さっていた気がします。
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