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映画「ザ・コール」@ユナイテッドシネマ豊洲

2013-12-14 23:16:42 | 映画感想
2013/12/12 ユナイテッドシネマ豊洲。
スクリーン12。6列78席。
C列を選んだがやや見上げる。D列が良かったかもしれない。



ハル・ベリー、アビゲイル・ブレスリン、モーリス・チェスナット。



ジョーダン・ターナー(ハル・ベリー)は911の対応オペレーター。
911は日本の110番+119番に相当。

電話を受けたオペレーターの第一声は「What's your emergency?」

状況を聞き、即座に判断し、警察や救急車や消防車を現場に向かわせる。
中には緊急の用事ではなく、コウモリが家の中に入ってきたとか、
飲んだくれの通報常連もいる。

ジョーダンは恋人の警官のポール(モーリス・チェスナット)との約束にウキウキ気分。
若い女性、レア・テンプルトン(エビー・トンプソン)から、誰かが家に侵入してきたとの電話。
一旦はうまくかわしたかに見えたが、レアの電話が切れ、ジョーダンは咄嗟にリダイアルする。
呼び出し音に気づいた侵入者は再びレアのいる部屋に戻り、レアを見つけ殴りつける。
ジョーダンは侵入者に呼びかけるが「It's already done.」と言ってレアを殴りつけ電話を切る。
ジョーダンは上司のマディ(モナ・マフィア)にリダイヤルしたことを叱責される。
翌日、レアの遺体が発見されジョーダンは激しく落ち込む。

半年後。

ジョーダンは研修生の教育係となっていたが、ショッピングモールで何者かに拉致された
ケイシー・ウェルソン(アビゲイル・ブレスリン)から緊急電話が入る。

たまたま受けたのは、新人オペレーター。
やり取りを聞いていたジョーダンは電話を交替し、行動を指示する。

果たしてジョーダンはトラウマを乗り越え、電話口からケイシーを助けられるだろうか。

そして拉致犯の目的とは。

**

単に犯人を捕まえるだけでなく、復讐を果たす。
アマンダ・サイフリッドの「ファインド・アウト」の結末に類似。

あれは妄想癖と思われていたアマンダ・サイフリッドが犯人を焼き殺して逃げかえり、
犯人のことを警察に聞かれて「犯人なんかいない、だって私の妄想でしょ。」と返す。

「ファインド・アウト」は地下の穴があったのは森の中。

同じ農場の中の地下室と言う点では、シアーシャ・ローナンの「ラブリー・ボーン」がある。
あれはシアーシャ・ローナンが殺されてしまい、マーク・ウォルバーグも復讐を果たせず、
スタンリー・トッツィーには逃げられてしまうが、最後は自業自得、事故死する。

被害者が直接復讐を果たすと言う点は最近のはやりか。

犯人が普段からの異常者ではなく普通に見え、仕事もちゃんとしてるし、
奥さんも可愛い子供もいて、と言うところがありえそうで怖い。

ただ、複数の失踪、あるいは殺人事件を起こしているのだから、
それはそれとして捜査がされているはずでこれによって一気に解決すべきであって、
一つの事件の復讐劇で完結させてはいけない。



ハル・ベリーは劇中にもあったが思ったより小柄。
「007ダイ・アナザー・デイ」では結構タッバがあるように見えた。
「Xメン」シリーズでもそこそこ大きく見えたが、エレン・ペイジらもっと小さい子が出てたから。

アビゲイル・ブレスリンは1996年4月生まれ、今作の撮影時は16歳くらい。
「サイン」では5,6歳だったが、すごい子役がいる、と思ったものだ。



キーワードになる「It's already done.」
直訳すれば「既にされています」「すでに完了です」だが、
「既にやっちゃった」「もう、やっちまった」って感じ。

字幕は「もう手遅れだ」となかなかうまい。

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