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映画「ザ・インタープリター」

2005-06-01 18:57:27 | 映画感想
邦題は「インタープリター」で十分だったよな。「ザ」は余計。
それに、「ザ」でなくて「ジ」ですよね、と軽く突っ込んでおいて。

ニコール・キッドマン、ショーン・ペンのサスペンス。
初めて本当に国連内部を使って撮影が行われた。

ニコール・キッドマンは、国連の通訳(インタープリター)
アフリカの「クー語」ができる。
ショーン・ペンは、つらい経験をしたばかりのシークレット・サービス。
(つらい経験の中身は宣伝などでは書かれてしまっているが、
 詳しくは中盤で明らかになる)

**

物語は、反対派への虐殺が行われているという西アフリカのある国(マトボ)で、
3人を乗せた車がスタジアムに着くところから始まる。

カメラマンを車に残した2人はスタジアム内部にいた3人の少年(ほんの子供)に
案内されて死体を見つけるが、次の瞬間彼らに射殺されてしまう。

このシーンの登場人物の顔はよく覚えておくように。
(子供の顔は忘れていいです)

舞台は変わって国連本部。

マトボ国の虐殺を巡って、ICC(国際刑事裁判所)に
告発するかどうかの議論がされていた。

マトボ国では弁明のため大統領が訪米し、国連で演説する予定だ。
ところが、ゲートの金属探知機が作動していないことがわかり、
いったん本部全体を閉鎖、職員や外交官を追い出してチェックをすることになる。

ニコール・キッドマンも一時退避するが、忘れ物を取りに戻って、
議場で誰かが「クー語」でしゃべっているのを偶然聞いてしまう。

次の日、アメリカ国連大使とマトボ国の国連大使の非公式会見で、
昨日の声がマトボ国のズワーニ大統領暗殺計画の意味だったことを知る。

シークレット・サービスのショーン・ペンは、暗殺計画阻止のために
チームを率いて国連に乗り込んでくるが、
ニコール・キッドマンが何かを隠していると思い、信用できない。

ニコール・キッドマンをガードしながら調べていくと
次々と疑惑が浮かび上がってくる。

彼女の不可解な行動、彼女とマトボの関係は。
いったい誰が何のために暗殺を。

**

シークレット・サービスの一人にキャサリン・キーナー。
シークレット・サービスの親分は監督、製作の
シドニー・ポラックその人ではありませんか。

結構面白かったな。ショーン・ペン、さすが。
ニコール・キッドマンもよかったよ。
フランス語もできるんですね。

通訳という設定上、言い回しの問題なんかもあって、
台詞がしつこかったのも雰囲気がよく伝わってよかった。
戸田奈津子さん大変でしたでしょうか。

あ、そうそう、クー語は実在しません、マトボって国も。
でもジンバブエをモデルにしてるそうです。

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1 コメント

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ダーリンは外国人の (KGR)
2005-06-22 17:57:38
トニー・ラズロ氏によれば、

母音で始まるから「ジ」というわけでもない、らしい。



英語でしゃべらナイトに出たときに、

「私は、強調するときに『ジ』と発音してます。」

といっていた。



母音のときは必ず「ジ」なのかは判らずじまいだったが、

考えて発音してません、との事のようだ。

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