2014/10/25、ユナイテッドシネマ豊洲。
10番スクリーン。
過去ログからI列を選択しようかと思ったが、中央が埋まっていたので
H列を選択した。
土日はららぽーと豊洲の駐車場は混むので行くなら早目の時間帯が良い。
この日は広場で何かイベントもやっていたが、10時前の駐車場は待ち列もなく、
入場に時間がかからなかった。
**
デンゼル・ワシントン、クロエ・モレッツ、マートン・ソーカス、
メリッサ・レオ、ヘイレイ・ベネット。
**
ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)はホームセンターの新人従業員。
単身でアパートに住み、朝7時半前に起きて身支度を整えて出勤する。
何かにつけて時計で時間を計るような性格。
仕事ぶりはまじめで、セキュリティを目指す同僚のラルフィー(ジョニー・スコーティス)の
減量やトレーニングに付き合う。
仕事が終わり、帰宅し、一人で食事し、深夜になっても寝付けないで、
本とティーバッグを持って近くの深夜営業のカフェに行く。
そこでもいつものように端のテーブルに着き、本(「老人と海」)を読む。
常連の女の子、テリー(クロエ・モレッツ)と顔見知りになるが、
歌手志望の彼女が実は娼婦であることはすぐにわかる。
ある日、顔にあざを作ったテリーと話をし、一緒に歩いて帰る途中、
テリーは追ってきた車に連れ込まれる。
車の男のボス、スラビ(デビッド・ムニエール)は、
「あの女はダメだ。他の女を紹介する」と名刺を渡して去る。
翌日からテリーは店に現れず、しこたま殴られて入院していることが分かる。
病院を訪れたマッコールは見舞いに来ていたマンディ(ヘイレイ・ベネット)から、
客を殴ったせいでスラビに見せしめにやられたと知らされる。
マッコールはスラビの店に行って9800ドルで彼女を自由にしてくれと頼む。
スラビはOKするとみせてマッコールをなじり、追い返す。
一旦は帰るそぶりを見せたマッコールだが、我慢できなくなり、
武装した部下4人とスラビをあっという間に倒す。
スラビはロシアンマフィアの集金係の元締めだった。
ロシアンマフィアは対立組織の仕業と見て、
始末屋のテディー(マートン・コーサス)を送り込んできた。
テディは汚職警官らを使い、防犯カメラの映像をくまなく調べ、
遂にマッコールの存在をあぶりだす。
冷酷なロシアンマフィアと元CIAの戦いの結末は如何に。
**
素性を隠していた正義感あふれる男が「悪」に仕置きをしたところ、
「虎の尾を踏む」ことになってしまった。
しかし、男は虎よりももっと凶暴だった、ということ。
孤高の正義感による勧善懲悪、痛快活劇で、設定や展開に新鮮味はなく、
安心して見られるストーリーと言えるかもしれない。
ただ、映画は面白かったが、宣伝手法はいただけない。
「19秒で世の不正を完全抹消する」のキャッチコピーは、
全編を見ずに考えたか、予告しか知らない観客をミスリードするために
考えたものと思われる。
前者ならどうかと思うし、後者ならもっと問題だ。
チラシの裏はもっとひどい。
マッコールは身分を隠して暮らしていて、怒りで本性を現すのであって
少なくともこの映画の段階では「仕事」請負人ではない。
「必要な時間19秒」と言うのも煽りすぎ。
マッコールが秒単位の時間にこだわるのは事実だが、
19秒はたまたま一つの結果に過ぎない。
しかも本編では時計は28秒で(始末後の時間経過)9秒を引いて19秒だし、
元々16秒と見込んでいたのが、少しずれたことの方が意味が深い。
ラストは続編の可能性を匂わせる。
オリジナルは邦題が「ザ・シークレット・ハンター」のタイトルで
放送されたTVドラマだったらしい。
オリジナルが裏の仕事人シリーズだったとすれば、本作はそこに至る
いわば「ビギンズ」あるいは「ゼロ」の位置づけかも知れない。
10番スクリーン。
過去ログからI列を選択しようかと思ったが、中央が埋まっていたので
H列を選択した。
土日はららぽーと豊洲の駐車場は混むので行くなら早目の時間帯が良い。
この日は広場で何かイベントもやっていたが、10時前の駐車場は待ち列もなく、
入場に時間がかからなかった。
**
デンゼル・ワシントン、クロエ・モレッツ、マートン・ソーカス、
メリッサ・レオ、ヘイレイ・ベネット。
**
ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)はホームセンターの新人従業員。
単身でアパートに住み、朝7時半前に起きて身支度を整えて出勤する。
何かにつけて時計で時間を計るような性格。
仕事ぶりはまじめで、セキュリティを目指す同僚のラルフィー(ジョニー・スコーティス)の
減量やトレーニングに付き合う。
仕事が終わり、帰宅し、一人で食事し、深夜になっても寝付けないで、
本とティーバッグを持って近くの深夜営業のカフェに行く。
そこでもいつものように端のテーブルに着き、本(「老人と海」)を読む。
常連の女の子、テリー(クロエ・モレッツ)と顔見知りになるが、
歌手志望の彼女が実は娼婦であることはすぐにわかる。
ある日、顔にあざを作ったテリーと話をし、一緒に歩いて帰る途中、
テリーは追ってきた車に連れ込まれる。
車の男のボス、スラビ(デビッド・ムニエール)は、
「あの女はダメだ。他の女を紹介する」と名刺を渡して去る。
翌日からテリーは店に現れず、しこたま殴られて入院していることが分かる。
病院を訪れたマッコールは見舞いに来ていたマンディ(ヘイレイ・ベネット)から、
客を殴ったせいでスラビに見せしめにやられたと知らされる。
マッコールはスラビの店に行って9800ドルで彼女を自由にしてくれと頼む。
スラビはOKするとみせてマッコールをなじり、追い返す。
一旦は帰るそぶりを見せたマッコールだが、我慢できなくなり、
武装した部下4人とスラビをあっという間に倒す。
スラビはロシアンマフィアの集金係の元締めだった。
ロシアンマフィアは対立組織の仕業と見て、
始末屋のテディー(マートン・コーサス)を送り込んできた。
テディは汚職警官らを使い、防犯カメラの映像をくまなく調べ、
遂にマッコールの存在をあぶりだす。
冷酷なロシアンマフィアと元CIAの戦いの結末は如何に。
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素性を隠していた正義感あふれる男が「悪」に仕置きをしたところ、
「虎の尾を踏む」ことになってしまった。
しかし、男は虎よりももっと凶暴だった、ということ。
孤高の正義感による勧善懲悪、痛快活劇で、設定や展開に新鮮味はなく、
安心して見られるストーリーと言えるかもしれない。
ただ、映画は面白かったが、宣伝手法はいただけない。
「19秒で世の不正を完全抹消する」のキャッチコピーは、
全編を見ずに考えたか、予告しか知らない観客をミスリードするために
考えたものと思われる。
前者ならどうかと思うし、後者ならもっと問題だ。
チラシの裏はもっとひどい。
マッコールは身分を隠して暮らしていて、怒りで本性を現すのであって
少なくともこの映画の段階では「仕事」請負人ではない。
「必要な時間19秒」と言うのも煽りすぎ。
マッコールが秒単位の時間にこだわるのは事実だが、
19秒はたまたま一つの結果に過ぎない。
しかも本編では時計は28秒で(始末後の時間経過)9秒を引いて19秒だし、
元々16秒と見込んでいたのが、少しずれたことの方が意味が深い。
ラストは続編の可能性を匂わせる。
オリジナルは邦題が「ザ・シークレット・ハンター」のタイトルで
放送されたTVドラマだったらしい。
オリジナルが裏の仕事人シリーズだったとすれば、本作はそこに至る
いわば「ビギンズ」あるいは「ゼロ」の位置づけかも知れない。
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