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全米週末興行ベスト10  2017/10/6-10/8

2017-10-10 22:53:12 | 映画関連
毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
今週はついに公開「ブレードランナー2049」が、初登場 1位。

1. Blade Runner 2049
2. The Mountain Between Us
3. It
4. My Little Pony: The Movie
5. Kingsman: The Golden Circle

6. American Made
7. The LEGO Ninjago Movie
8. Victoria and Abdul
9. Flatliners
10. Battle of the Sexes

***
11. American Assassin
12. Til Death Do Us Part
13. The Stray
14. Home Again
15. A Question Of Faith
16. mother!

***

私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。



1.Blade Runner 2049 (★★★)

初登場1位。
3270万ドル。

個人的には意外と少ないと思うが、まずまずの出足で、前作よりは良いとの評判らしい。
35年前なので数字がそのまま適用できないが、インフレ率(3倍)を加味しても前作より出足が良い。

製作はWB、コロムビア他で、全米での配給はWBだが、日本の配給はSony。
ご承知の通り「ブレードランナー」の続編。
前作は当たり外れの激しいリドリー・スコットの監督。
今作は「メッセージ」「ボーダーライン」「プリズナーズ」のドゥニ・ビルヌーブ。

ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、ジャレッド・レト、アナ・デ・アルマス。

「ブレードランナー2019」2017/10/27(Sony)



2.The Mountain Between Us(★)

初登場2位。
1050万ドル。

イドリス・エルバ、ケイト・ウィンスレット。
たまたま飛行機に乗り損ねた初対面の二人、小型機をチャーターするが、雪山に墜落。
幸い命はとりとめたものの、果たして雪山から脱出できるのか。
設定的にはリーアム・ニーソンの「THE GRAY 凍える太陽」みたいなものか。

絶望の際に追い込まれた男女間に愛が芽生えて・・みたいな展開を予想し、見る気がしなかったが、
キャストに期待して星一つ。

日本公開未定。



3.It (×)

2位から3位にダウン。
4割減って990万ドル。累計は3億520万ドル。

原作はスティーブン・キングの代表作。
1990年に映画化された(DVDスルー)のはTVミニシリーズだったらしい。
良くわからない映画だったが、今作が3億ドル超とあっては、ストリーの問題ではなく
前作全体か、DVD化の編集が悪かったのかも。

この後、ピエロを怖がる子供が続出したらしい。

「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」2017/11/3(WB)
 


4.My Little Pony: The Movie ()

初登場4位。
880万ドル。

TVアニメの劇場版。
日本放映時のタイトルは「マイリトルポニー ~トモダチは魔法~」

日本公開未定。



5.Kingsman: The Golden Circle (★★★)

1位から5位にダウン。
ほぼ半分の860万ドル。累計は8050万ドル。

この秘密組織がテロ集団とどう違うのか理解しがたいが、映画は面白かった。

タロン・エガートン、マーク・ストロング。
死んだはずのコリン・ファース復活。
チャニング・テイタム、ハル・ベリー、ジュリアン・ムーア、ジェフ・ブリッジス参戦。
「ゴールデン・サークル」は謎の敵組織。

「キングスマン ゴールデン・サークル」2018/1/8(20thFOX)



6.American Made (★★★)

3位から6位にダウン。
ほぼ半分の840万ドル、累計3080万ドル。

トム・クルーズが、CIAエージェントなのに、麻薬密輸までやっちゃう。

「バリー・シール/アメリカをはめた男」2017/10/21(東宝東和)



7.The LEGO Ninjago Movie(×)

4位から7位にダウン。
4割減って700万ドル。累計4400万ドル。

未だに全2作のオープニング成績にも及ばず。
「レゴムービー」シリーズ第3弾。
レゴムービーが飽きられたのか、忍者がまずったのか、
2作目('17/2公開)との間隔が近すぎたのか。
これで打ち切りか、やるならテコ入れ必至。

「レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー」2017/9/30(WB)



8.Victoria and Abdul(★★)

拡大公開(77館->732館)に伴い、12位からベスト10入り。
興収は4倍近い410万ドル。累計590万ドル。

ビクトリアは英ビクトリア女王。
19世紀後半。
高齢となり、いろいろわがままが目立つビクトリア女王の別荘に
インドからアブドルと言う使用人が送られてくる。
周囲の心配をよそに、女王は次第にアブドルを信頼し、ヒンズー語を習うと言い始める。

ジュディ・ディンチ、アリ・ファザール。

日本公開未定。



9.Flatliners (★)

5位から9位にダウン。
4割減って390万ドル。累計1250万ドル。

エレン・ペイジ、ディエゴ・ルナ。
医学生が強制的に心停止させることによる臨死体験実験を行う。
フラットラインは平坦な線。心電図の心停止状態を示す。

日本公開未定。



10.Battle of the Sexes (★)

6位から10位にダウン。
公開館はさらに1.5倍の1800館超まで増えたが、興収は1/4減って250万ドル。
累計780万ドルとピンチ。

エマ・ストーン、スティーブ・カレル。
1973年に実際に行われたテニスの男女対抗試合(=Battle of the Sexes)を描く。
当時、男女同権運動に熱心で女子テニスの第一人者だった、ビリー・ジーン・キングと
往年の男子テニス選手、ボビー・リッグスとの対戦。
史実では、ビリー・ジーン・キングの圧勝に終わっている。

なお、マイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」とは無関係で、歌のビリー・ジーンは架空の人物。

日本公開未定。

*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***

11.American Assassin (★★★)

7位から11位にダウン。
6割減って130万ドル。累計3440万ドルと何とか製作費はクリアーした。

ディラン・オブライエン、マイケル・キートン、ミシェル・ファイファー。
テロで恋人を失った青年(ディラン・オブライエン)をCIAがリクルートし、
先輩エージェント(マイケル・キートン)の指導の下、鍛え上げるがミッションでは暴走し・・・

日本公開未定。



12.Til Death Do Us Part (×)

9位から12位にダウン。
半分の74万ドル。累計260万ドル。

スティーブン・ビショップ、アニー・イロンゼ。
結婚し、妊娠したものの旦那が出産を拒否したため、別れて逃げ、新しい土地で暮らしていたが、
旦那が突き止めて襲ってくる。
タイトルは「死が二人を別つまで」

日本公開未定。



14.Home Again (×)

8位から14位にダウン。
1/3の56万ドル。累計2630万ドル。

リース・ウィザースプーン、マーチン・シーン。
夫と別れ、2人の娘とともに実家に戻った40代ママ。
途端に若い燕ができて、3人の男からモテモテ。
よりを戻したい元夫も現れて、てんやわんやの大騒ぎ。
こういう映画にも一定のファンがいるんですなぁ。

日本公開未定



15.mother! (×)

10位から16位にダウン。
1/4に激減し38万ドル、累計1720万ドルで、製作費の6割に満たず大失敗。

ジェニファー・ローレンス、エド・ハリス、ハビエル・バルデム。
郊外の一軒家に暮らす夫婦の下に次々と現れる不審な訪問者。
何のためらいもなく迎え入れる旦那と、不信と不安にさいなまれる妻。

「マザー!」2018/1/19(東和ピクチャーズ)

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