ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

慢性疼痛、冠動脈狭窄

2012-02-17 12:40:28 | 観察
最近メディアが使う用語で「なんでここがひらがな」と思うことがたまにある。

メディア(特にNHK)が使う漢字は常用漢字が原則なんだろうけど、
必ずしもこだわる必要はないんじゃないか。

常用漢字もちょっとどうなのと思う物は多いし。
例えば、茨、岡、埼は常用漢字表にはあるが、県名専用になっている。

狭窄の「窄」も人名用漢字の扱いらしい。
いたら申し訳ないけど、窄の入った名前って具体的にどんなのか、
ちょっと思いつかない。

しかし「窄」をつくりに持つ「搾」が常用漢字なのに、
変だよねって思うのは私だけか。

「窄」は狭いとか狭まるとかすぼむとかの意味だから、
狭窄は同じ意味合いの語の繰り返しだが、
「狭さく」より「狭窄」の方がしっくりくる。

それに疼痛。

「疼」が常用漢字外なのはしょうがないとして、
慢性とう痛と書かれると「とう」が何を示すのかわかりにくい。

「疼痛」と書けば「疼」はうずくだから、疼く痛み、つまり
ジンジン痛むとか、ズキズキする痛みということになり、
どこか特定の部位が痛む症状ではないと推定できる。

メディアでの表記、特にニュースの場合は
短い文で正確に伝えることが肝要だから、
わざと難しい漢字を使わなくてもいいとは思うが、
今回上げたようなケースでは漢字の方がふさわしくないか。
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