毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
今週はリュック・ベッソン監督、スカーレット・ヨハンソン主演の「LUCY」が初登場1位。
***
1. Lucy
2. Hercules
3. Dawn of the Planet of the Apes
4. The Purge: Anarchy
5. Planes: Fire & Rescue
6. Sex Tape
7. Transformers: Age of Extinction
8. And So It Goes
9. Tammy
10. A Most Wanted Man
**
11. 22 Jump Street
12. How to Train Your Dragon 2
13. Maleficent
**
16. Earth to Echo
***
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
*
1.Lucy (★★★)
初登場1位。
4380万ドル。
リュック・ベッソンはもう監督はしないんじゃなかったのか。
監督、脚本、リュック・ベッソン。
運び人として麻薬の袋を体内に仕込まれたルーシー(スカーレット・ヨハンソン)。
抗争相手に捕まって拷問を受け、麻薬が体内に漏れ、脳が覚醒する。
元々の薬物の効果ははっきりしないが、袋が体内で破れれば覚醒どころか即死だろう。
脳を100%覚醒させる薬物の映画としては「リミットレス」があるが、
あちらは1粒で覚醒(但し、効果は長続きしない)する上に中毒性、副作用がある。
LUCYが仕込まれた薬物が同じようなものかどうかは分からない。
「LUCY ルーシー」2014/8/29(東宝東和)
*
2.Hercules(★)
初登場2位。2980万ドル。
1億ドルの製作費にしてはややさみしい出足。
ドゥエイン・ジョンソン。
「ヘラクレス」2014/10公開(Paramount)
*
3.Dawn of the Planet of the Apes (★★★)
1位から3位にダウン。
半減の1670万ドル。累計1億7240万ドル。
続編。
アンディ・サーキス、ゲイリー・オールドマン、ジェイソン・クラーク。
前作で致死ウィルスとして登場したALZ113によって大量死を招いた人類。
知能的に進歩したシーザーらと対峙することに。
「猿の惑星 新世紀(ライジング)」2014/9/19公開(20thFOX)
*
4.The Purge: Anarchy (✕)
2位から4位にダウン。
1/3近くまで減って1040万ドル。累計5180万ドル。
続編。製作費3倍、上映時間2割増。
製作費が安いのが直ちに悪いわけではないが、低予算ホラー。
前作はイーサン・ホークの主演で話題になった。監督続投でキャストは変更。
日本公開未定。
*
5.Planes: Fire & Rescue (★)
3位から5位にダウン。
半分近くまで減って950万ドル。累計3530万ドル。
農薬散布機のダスティがレースにあこがれ、トップレーサーになるってのが
前作だったが、今度はフロートを付けて山岳消防隊に。
「プレーンズ2 ファイアー&レスキュー」2014/7/19公開(Disney)
*
6.Sex Tape (✕)
4位から6位にダウン。
6割減って600万ドル。累計2690万ドル。
キャメロン・ディアス、ジェイソン・シーゲル。
マンネリ解消のために撮影したセックス・テープが勝手にクラウドにアップされて拡散。
一躍話題の人と言うか、騒動の渦中に。
日本公開あるらしい、SPEか。R指定。
*
7.Transformers: Age of Extinction (★★★)
5位から7位にダウン。
半減の470万ドル。累計2億3640万ドル。
人間キャスト総とっかえの新作。
「トランスフォーマー ロストエイジ」2014/8/8公開(Paramount)
*
8.And So It Goes (✕)
初登場8位。
マイケル・ダグラス、ダイアン・キートン。
独り者の高級不動産を売るオーレン(マイケル・ダグラス)。
ずっと疎遠だった息子が突然やってきて孫娘を預けていく。
一人じゃ面倒見きれないのでお隣さんのリア(ダイアン・キートン)の力を借りて・・・。
どうもありきたりっぽい。
マイケル・ダグラスは老いたね。
日本公開未定。
*
9.Tammy(★)
6位から9位にダウン。
半分以下の340万ドル。累計7820万ドル。
メリッサ・マッカーシー、スーザン・サランドン。
良く言やあ、天真爛漫、豪放磊落、悪く言えば身勝手、自己中、粗野、乱暴な
役でヒットしたが、同じような設定では飽きが来るし、
サブキャラとしてはピカイチでもメインキャラではちょっとどうでしょう。
タミーは主人公の名前。
日本公開未定。
*
10.A Most Wanted Man (★★)
初登場10位。260万ドル。
フィリップ・シーモア・ホフマン、レイチェル・マクアダムス、ウィレム・デフォー。
ドイツ、ハンブルグ。
密入国したテロリスト容疑者を助けようとする人権擁護派の女弁護士、
彼女に惹かれる銀行マンの銀行にテロリストの口座がある。
CIA、ドイツ、イギリスの諜報機関もテロリストを追う。
「誰よりも狙われた男」2014/10公開(Presidio)
**** 今週ベスト10圏外に落ちた作品
11.22 Jump Street (★★)
7位から11位にダウン。
45%減の260万ドル。累計は1億8570万ドル。
チャニング・テイタム、ジョナ・ヒル。
「21ジャンプ・ストリート」の続編。
前作では高校への潜入捜査で、さすがにこの二人に高校生はちょっと、
と思ったものだが、今度は大学への潜入捜査。
元はジョニー・デッブの出世作のTVシリーズだったそうだ。
日本公開未定、前作はビデオスルー。
*
12.How to Train Your Dragon 2 (★★★)
8位から12位にダウン。
4割減って220万ドル。累計 1億6560万ドル。
「ヒックとドラゴン」の続編。
前作(217M$)超えはもちろん、2億ドルも難しい。
ジェイ・バルチェル、ジェラルド・バトラー、アメリカ・フェレーラなど続投。
「ヒックとドラゴン2」(20thFOX)邦題/公開時期未定。
*
13.Maleficent(鑑賞済)
10位から13位にダウン。
4割減って180万ドル。累計2億3210万ドル。
アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング。
「眠れる森の美女」を魔女マレフィセント目線で見た物語。
「マレフィセント」2014/7/5(Disney)
*
16.Earth to Echo(★★★)
9位から16位にダウン。
6割減の130万ドル。累計3550万ドル。
「ET」と「ミラクル7号」を合体したようなSF。
予告を見る限り、子供向けっぽい。
製作にディズニーが絡んでいるが、予告にシンデレラ城のモチーフは出てこない。
リラティビティ・メディアがメインのようだ。
日本での配給は松竹。
ディズニー・スタジオが製作するSF超大作!とか言ってるけど、製作費13M$の格安作。
「アース・トゥ・エコー」2015公開(松竹)
今週はリュック・ベッソン監督、スカーレット・ヨハンソン主演の「LUCY」が初登場1位。
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1. Lucy
2. Hercules
3. Dawn of the Planet of the Apes
4. The Purge: Anarchy
5. Planes: Fire & Rescue
6. Sex Tape
7. Transformers: Age of Extinction
8. And So It Goes
9. Tammy
10. A Most Wanted Man
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11. 22 Jump Street
12. How to Train Your Dragon 2
13. Maleficent
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16. Earth to Echo
***
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
*
1.Lucy (★★★)
初登場1位。
4380万ドル。
リュック・ベッソンはもう監督はしないんじゃなかったのか。
監督、脚本、リュック・ベッソン。
運び人として麻薬の袋を体内に仕込まれたルーシー(スカーレット・ヨハンソン)。
抗争相手に捕まって拷問を受け、麻薬が体内に漏れ、脳が覚醒する。
元々の薬物の効果ははっきりしないが、袋が体内で破れれば覚醒どころか即死だろう。
脳を100%覚醒させる薬物の映画としては「リミットレス」があるが、
あちらは1粒で覚醒(但し、効果は長続きしない)する上に中毒性、副作用がある。
LUCYが仕込まれた薬物が同じようなものかどうかは分からない。
「LUCY ルーシー」2014/8/29(東宝東和)
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2.Hercules(★)
初登場2位。2980万ドル。
1億ドルの製作費にしてはややさみしい出足。
ドゥエイン・ジョンソン。
「ヘラクレス」2014/10公開(Paramount)
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3.Dawn of the Planet of the Apes (★★★)
1位から3位にダウン。
半減の1670万ドル。累計1億7240万ドル。
続編。
アンディ・サーキス、ゲイリー・オールドマン、ジェイソン・クラーク。
前作で致死ウィルスとして登場したALZ113によって大量死を招いた人類。
知能的に進歩したシーザーらと対峙することに。
「猿の惑星 新世紀(ライジング)」2014/9/19公開(20thFOX)
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4.The Purge: Anarchy (✕)
2位から4位にダウン。
1/3近くまで減って1040万ドル。累計5180万ドル。
続編。製作費3倍、上映時間2割増。
製作費が安いのが直ちに悪いわけではないが、低予算ホラー。
前作はイーサン・ホークの主演で話題になった。監督続投でキャストは変更。
日本公開未定。
*
5.Planes: Fire & Rescue (★)
3位から5位にダウン。
半分近くまで減って950万ドル。累計3530万ドル。
農薬散布機のダスティがレースにあこがれ、トップレーサーになるってのが
前作だったが、今度はフロートを付けて山岳消防隊に。
「プレーンズ2 ファイアー&レスキュー」2014/7/19公開(Disney)
*
6.Sex Tape (✕)
4位から6位にダウン。
6割減って600万ドル。累計2690万ドル。
キャメロン・ディアス、ジェイソン・シーゲル。
マンネリ解消のために撮影したセックス・テープが勝手にクラウドにアップされて拡散。
一躍話題の人と言うか、騒動の渦中に。
日本公開あるらしい、SPEか。R指定。
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7.Transformers: Age of Extinction (★★★)
5位から7位にダウン。
半減の470万ドル。累計2億3640万ドル。
人間キャスト総とっかえの新作。
「トランスフォーマー ロストエイジ」2014/8/8公開(Paramount)
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8.And So It Goes (✕)
初登場8位。
マイケル・ダグラス、ダイアン・キートン。
独り者の高級不動産を売るオーレン(マイケル・ダグラス)。
ずっと疎遠だった息子が突然やってきて孫娘を預けていく。
一人じゃ面倒見きれないのでお隣さんのリア(ダイアン・キートン)の力を借りて・・・。
どうもありきたりっぽい。
マイケル・ダグラスは老いたね。
日本公開未定。
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9.Tammy(★)
6位から9位にダウン。
半分以下の340万ドル。累計7820万ドル。
メリッサ・マッカーシー、スーザン・サランドン。
良く言やあ、天真爛漫、豪放磊落、悪く言えば身勝手、自己中、粗野、乱暴な
役でヒットしたが、同じような設定では飽きが来るし、
サブキャラとしてはピカイチでもメインキャラではちょっとどうでしょう。
タミーは主人公の名前。
日本公開未定。
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10.A Most Wanted Man (★★)
初登場10位。260万ドル。
フィリップ・シーモア・ホフマン、レイチェル・マクアダムス、ウィレム・デフォー。
ドイツ、ハンブルグ。
密入国したテロリスト容疑者を助けようとする人権擁護派の女弁護士、
彼女に惹かれる銀行マンの銀行にテロリストの口座がある。
CIA、ドイツ、イギリスの諜報機関もテロリストを追う。
「誰よりも狙われた男」2014/10公開(Presidio)
**** 今週ベスト10圏外に落ちた作品
11.22 Jump Street (★★)
7位から11位にダウン。
45%減の260万ドル。累計は1億8570万ドル。
チャニング・テイタム、ジョナ・ヒル。
「21ジャンプ・ストリート」の続編。
前作では高校への潜入捜査で、さすがにこの二人に高校生はちょっと、
と思ったものだが、今度は大学への潜入捜査。
元はジョニー・デッブの出世作のTVシリーズだったそうだ。
日本公開未定、前作はビデオスルー。
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12.How to Train Your Dragon 2 (★★★)
8位から12位にダウン。
4割減って220万ドル。累計 1億6560万ドル。
「ヒックとドラゴン」の続編。
前作(217M$)超えはもちろん、2億ドルも難しい。
ジェイ・バルチェル、ジェラルド・バトラー、アメリカ・フェレーラなど続投。
「ヒックとドラゴン2」(20thFOX)邦題/公開時期未定。
*
13.Maleficent(鑑賞済)
10位から13位にダウン。
4割減って180万ドル。累計2億3210万ドル。
アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング。
「眠れる森の美女」を魔女マレフィセント目線で見た物語。
「マレフィセント」2014/7/5(Disney)
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16.Earth to Echo(★★★)
9位から16位にダウン。
6割減の130万ドル。累計3550万ドル。
「ET」と「ミラクル7号」を合体したようなSF。
予告を見る限り、子供向けっぽい。
製作にディズニーが絡んでいるが、予告にシンデレラ城のモチーフは出てこない。
リラティビティ・メディアがメインのようだ。
日本での配給は松竹。
ディズニー・スタジオが製作するSF超大作!とか言ってるけど、製作費13M$の格安作。
「アース・トゥ・エコー」2015公開(松竹)
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