ETCの利用率は、首都高で大体70%から75%程度。
ざっくり3/4がETCを利用しているようだ。
最初にETCゲートを通過するときは感動ものだが、
慣れてくると、ETCゲートに非装着車が紛れ込んだり、
ゲートが故障していたりすると腹が立ってくるから、
慣れとは恐ろしいものだ。
ETC利用率の増加に伴って、
ETCゲートもどんどん増えつつある。
昔は、ETC装着車が増えると、
ETCゲートですら渋滞するのでは、
なんて悲観的なことをいう人もいたが、
ゲートが込んでしまうことはめったにない。
ETCを使ってのトラブルと言えば、
たまたま錦糸町の入口から下り線を利用するとき、
2回連続でゲートが故障していたことと、
たいていは右端から何レーンかがETCなんだけど、
最も右端が「一般」のみになっているところがあって、
そこに入ったことくらい。
その時はETCカードを係員に渡してOK。
時間短縮にはならなかったけど、割引も受けられた。
ところで利用率は75%としても
装着率はいまいち上がっていないようだ。
一説には20%程度という話もある。
どうせ高速道路に乗らないから必要ない、という人もいるようだが、
ネックはやはり費用(本体+取り付け費)らしい。
次の買い替えのときにつけようと思っている人も多いようだ。
わたしも車検のついでにつけたけど、最初からつけとけばよかった。
装着率が低いせいか、いまだに費用の補助をやっている。
イマならおトクなETC
このお得とは、高速料金の割引と費用の補助の両方と思うけど、
なかなか思うようにいかないってことですね。
ところで、非装着の方は利用率3/4もあってゲートが込まないのか、
とお思いかもしれませんね。
実際使ってみると平日休日、時間帯問わず、
ETCレーンに向かう車のほうが多い。
でも、ETCレーンが増えていることもあるけど、やっぱり速い。
一般(非ETC)だと、
いったん停車、券と金を渡し、釣りと領収証を貰い、発進する。
ETC以前は、なるべく時間短縮するため、
料金所に近づいた時は窓をすでに開けていて、
釣りをもらわないため、現金でなくハイカか
クレジットカードを使っていたけど、
それでも一連の動作は必要。
前のほうで、金額を言われてからやおら財布から金を出し、
釣銭をもらって、それをしまってから発進、とやっていると、
さっさとしろ!って心の中で叫んでました。
これがETCなら、
適度に減速してゲート通過、でおしまい。
利用率75%でゲート数は多くても半分、少なければ1/4とか1/5、
それでも通過所要時間は一般車より明らかに速い。
ということは10倍から20倍くらい速い計算?
利用者アンケートでも「料金所のスムースな通過」を
メリットに挙げる人が多いようで、納得。
確かに連休時の東名用賀インターのように、
料金所の前後が大渋滞だったりすると、効果は薄いけど、
たいていはスイスイで、快適なドライブに近づける。
ところで、
ETC100%になるとやっぱりゲートで込むんじゃないか、
という人がいるが、そうはならないと思う。
というのも、極端にいえば、ETC100%なら料金所ゲートがいらない。
以前書いたかと思うが、首都高小松川線走行中、
普通の車線の何もないところで、
ETCが突然「払い戻し料金は100円です。」と言ったことがある。
つまり、ゲートなんぞ通らなくても
センサーが感知できるスピードの範囲であれば、
料金計算なんかはできる、ということ。
そしたら完全にスラスイスイだ。
もし、本当に100%であるなら、ゲートは不要になる。
もっとも、単にゲートなしにしてしまうと
不正通行が防げないのでだめだけど、今の料金所の形でなく、
もっとスムースな通過方法は考えられるかもしれません。
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