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映画、BD「プロジェクト・アルマナック」

2015-07-16 22:52:06 | 映画感想
「プロジェクト・アルマナック」



ジョニー・ウェストン、サム・ラーナー、アレン・エバンゲリスタ、
バージニア・ガードナー、ソフィア・ブラック・デリア。



デビッド(ジョニー・ウェストン)、クイン(サム・ラーナー)、
アダム(アレン・エバンゲリスタ)は高校の同級生。
クリスティーナ(バージニア・ガードナー)はデビッドの妹。

デビッドはドローンをコントロールする動画を作って入試の審査に提出し、
見事MITからの合格通知が来るが、奨学金が少なすぎて大学をあきらめるしかない。
しかし、母親は家を売ってでも学費を用意しようとする。

デビッドは別の奨学金を申請しようと探し物をしていて屋根裏部屋で
亡き父のビデオカメラを発見する。

そこには父の最後の姿、デビッド自身の7歳の誕生日の様子が写っていたが、
一瞬、鏡の中に現在の自分自身が写っていたのを見つける。

クインやアダムを呼び地下室で親父の遺したものを調べると、
床下には作りかけの機械と設計図や論文などを見つける。

「アルマナック・プロジェクト」と記された文書を調べたところ、
機械はどうやら時空転移装置(=タイムマシン)らしかった。

最初は疑ってかかった4人だが、機械を作り上げようと考える。

計画はデビッド憧れのジェシー(ソフィア・ブラック・デリア)にもばれ、
5人は秘密を守って機械の改良を進める。

小型化、パワー強化などを進め、ついに5人で1日前に戻る実験は大成功するが、

過去の自分と遭遇した際の危険、未来が変わってしまうことなども示される。

その後、クインは落第した化学の授業での口頭試問に挑戦したり、
クリスティーナはいじめを受けたサラに仕返しを仕掛けたり、
ナンバーズ・ロトを買い、大金を手に入れる。

5人は3か月前のロックフェスに行ってはしゃぎ回るが、
その後、デビッドが単独でワープしたことから、現在に悪影響が出て、
それがどんどん取り返しがつかなくなってくる。

果たして、どうなってしまうのか。


**

多くの人が感じたように「バタフライ・エフェクト」+「クロニクル」的映画。

バタフライ・エフェクトとタイム・パラドックスを取り入れているが矛盾は多い。

例えば、最初の頃は過去にワープし、その時の自分に会わないように工夫しているのに、
フェスに戻ったデビッドが最初にフェスに行った自分に会わないのは何故。

クインの試験のやり直しにしても、何度も同じ過去に行けば、前回、前々回、
その前と自分のコピーが何人もできてしまう。
(この矛盾は「サウンド・オブ・サンダー」でも感じた)

本人に出会うことでどちらかが消滅(同時期に同じ場所に存在できる同一個体は一つ)
するならわからないでもないが、二人とも消えるのは何故。

消えた場合のタイムラインはどうで、一緒にワープした人間とワープしなかった人間の
それぞれの記憶の辻褄は合っているのか。



キャストは誰も知らない。

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