微笑みを生きる

ナラティブセラピストとして、日々の心の気づきを書いています。また、ケアマネージャーの視点から介護についても記述します

認知症ケア

2024-08-04 13:14:17 | 
認知症となったからと言って何もできなくなるわけではありません
ただこれまでできていたことができないことが増えてくるだけです
施設では入居者の方の洗濯ものをたたんでいただきますがきれいにたたんでくださる方もおいでます
将棋や囲碁がとてもお強い方もいます
絵を書いて頂くとプロ級の方や俳句をさっと詠んでくださる方も
そんな方も失禁をされてしまったり
夜と昼の時間の概念がとんでしまったりと
今まで一緒に暮らしてきたご家族にとってはなんで?となってつい責めてしまうこともあるかと思いますが
認知症という病気によってできなくなると考えていただけると良いかと思います
この人は何ができてて何ができなくなってしまったのだろうか
どの部分を支援すればその人らしく生きていけるだろうか
プロの目から見て支援しなくてはならないことを判断するとともにできていることを持続できるようにとも支援していきます。
認知症が進行したとしても趣味と呼ばれるものは以外とできていることがあります
囲碁や将棋、お花やお茶に絵画や編み物など趣味を楽しんでいただくことが認知症の進行を遅らせることになったり認知症が進行していっても例えば歌は楽しく歌うことがてきるものです。いくつになっても認知症が進行したとしても最後まで楽しめる趣味を持ちませんか

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