花束は贈れないけれど

貧しいぼくには

花束は贈れないけれど

野に咲く小さな花を

君に捧げます

あなたに

この小さき花とともに

ぼくのこころを贈ります

愛しています
http://www1.odn.ne.jp/self-therapy/

融合

何も無い

隔てるものは何も無い

融合

喜びのとき

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自然の中で

早朝、山の中に入る

まだ練習中の初々しいうぐいすの鳴き声

芽吹き始めた木々の緑

風の音が木々を揺らす

山の頂から眺めれば

大地を囲む山々の稜線

鏡のように映る水田と

小さく見える家の屋根

倒木に腰をおろし

持ってきた野草茶を飲みながら

しばし自然とひとつになる

ここには特別なものはなく

ただ自然の恵みがあるだけ

自然の中で

自然となる

自然の中で

自然となって

こころを清めませんか

http'//www1.odn.ne.jp/self-therapy/

在る

生きるために必要な糧

心の糧は

人とのつながりから

自然とのつながりから

肉体の糧も

人とのつながりから

自然とのつながりから

こころもからだはつながり

人と自然もつながる

ただそこに在ることを喜びとすれば

人とつながり自然とつながる

私たちはそこで生きるために

必要なもの以上に

ありふれたものの中で生きている

生きるために必要なもの

すべてはわたしたちのなかにあり

すべては自然とともに在る

持つことから在ることへ

私たちが持つことを喜びとすることから

そこに在ることを喜びにすることへと変わっていくことができたら

どんなに幸福な社会が待っているだろうか

自然の中で

今日は一日を自然の中ですごす
山へ登り、霧と強い風の洗礼をうけ
畑に出て、鍬をふるい、野草を摘む
雑木林に入って山の幸をいただき
家路につく
自然のなかで
自然の恵みをいただき
家に帰って
自然の恵みを食としていただく
自然があることのありがたさ
自然の恵みをいただけることのありがたさよ
今日も一日に感謝

生命のつながりのなかで

私たちは生命のつながりのなかで生きている

ただそれだけで、すべてをみつめることができたなら

この世は感謝にあふれた世になるでしょう

月も眠る時

午前３時

昨日あんなに明るかった
三日月は見えなくなり
星たちだけが静かに輝く時間

蛙の大合唱も聴こえなくなり
静寂のとき

黄金週間
旅に出る人がいる
迎えてくれる人がいる
人と人はつながりあって
そこに生きている


あなたがそこに生きていることに感謝をこめて
今日一日を生きていきたい

星空の下で

きらめく星空

頬をなでる冷たい夜風

小さく呼吸をしながら

こころは静かに眠りにつく

静寂のなかで流れる

鎮魂のメロディー

今日一日があなたにとって

慈しみの一日であることを祈って

あなたとともに

深夜

蛙の鳴き声

川のせせらぎ

星はまばたき

杏子の白い花が闇夜に浮かんでいます

新しい月の始まり

あなたとともに

新たな一日を迎えられたことに感謝を捧げ

今日一日があなたにとってよき日でありますことを

祈ります