田切通信

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川越祭り26始まりました

2014-10-18 20:49:00 | その他
 本日から川越祭りが始まりました。このお祭りは川越氷川神社の秋祭礼で、元々は曜日に関係なく10月の14~15日に行われていたのですが、平日だと観光客が集まらないので現在のように側近の週末に変更になりました。西武線の本川越駅から蔵造りの観光エリア一帯を大きく車両通行止めにして、何台もの豪華な山車が引き回されます。


 本川越駅から蔵造り通りに至る経路上にある大きな十字路。ここは道幅も広く交差点内も広いので山車が何台も集まる見せ場になっています。ただ電線の地中化が進んでいないので3階建て構造で高さのある山車はそのまま通ることが出来ず3階部分の人形を収納して2階建てになって通過します。外国の人が多数見物に来ていました。


 3台の山車が集まりました。ものすごい人出で混雑しており、移動する事もままなりません。山車の2階部分は小さいながら舞台になっていて、お囃子が乗り面を付けた舞手が踊ります。町会ごとに趣向を凝らした豪華な山車があり、お囃子の曲調も違います。


 これは連雀町の山車。3階は引っ込めていますが、2階では白ギツネが舞っています。


 通勤電車の車内並みの混雑の中、蔵造りの一番街まで移動しました。ここは電線の地中化が終わっていて邪魔なる物がないので山車も3階部分を出しています。3階はほぼ人間大の歴史上の人物の人形が乗ります。


 後方の大きな洋館は埼玉りそな銀行の建物で蔵造り通りで最も目立つ歴史的建造物です。
 山車の引き回しは日中からやっていますが、川越祭りは本来は夜祭りで、暗くなってからが本番です。


 暗くなる前に山車の2階、3階に提灯を取り付けて本番の準備をしています。山車手前に巻き付けてある紅白の派手なロープが山車を引くための物で、主に小~中学生などの子供が引きます。この巨大な4輪の山車を子供に引かせる様は「おまえは聖帝サウザーかっ!」と突っ込みを入れたくなりますが、祭り装束で着飾った子供達は楽しそうに山車を引いています。


 一番街の中程にあるこの建物はNHK朝の連ドラ「つばさ」で主人公の実家の和菓子屋として使われていた物で、実際は和菓子屋ではなく陶器屋です。放送していた時分は立ち止まって写真を撮る人が大勢居ましたが、今は気にする人はほとんど居ません。


 さて、暗くなり提灯に灯が入りました。


 純和風の山車に対して石造の洋風建築。こんなのが並んで見られるのも川越祭りの楽しみですね。一見、観光ポスターに良くある合成写真みたいですが、合成ではなく実際の景色を広角で1枚に納めたものです。

 今日の川越祭りは好天に恵まれました。明日も恐らくいい天気でしょう。昨年は突然の雷雨にたたられて大変でした。最終日の明日も遊びに行こうと思います。

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