午前中の展示飛行が終わって、実質的にお昼休憩が約1時間30分ある。そこで、ランウェイエリアに移動することにしました。滑走路は横切れないので、滑走路の先端部分を大きく迂回する必要があります。ちゃんとした道がある訳ではなく、基地の外柵沿いの小路なので、これがなかなかの大移動になります。
移動ついでに、経路上の展示物を見学します。開放されていた格納庫内にあったT4練習機。見ての通り床面からジャッキアップされていて、機体が浮いています。これは車輪(ランディングギア)やキャノピーの可動を見せるための物でした。
同じく、パイロットの脱出用パラシュートです。脱出後のパイロットの発見を容易にするため紅白で派手です。
C1のジェットエンジンが生で置いてありました。かなり大きいです。
こちらは練習機T4のジェットエンジン。確か純国産だったかな。C1に比べるとだいぶ小さいです。
空挺降下を中止した陸上自衛隊の第1空挺団が宣伝ブースを出していました。子供用の装備品を貸し出していて、記念撮影の大人気で長い列になっていました。
工事中ですが、恐らくC2輸送機用の格納庫と思われます。去年はなかったような記憶があります。C1よりも機体が大型化したので、より大きな専用の格納庫が必要になったのでしょう。
並んでいるF15戦闘機、F2戦闘機、T4練習機です。やはり戦闘機は子供にも大人にも大人気です。
CH47が駐機していました。操縦席の窓に目玉が付けられている。
なんか、タヌキっぽい。ほとんどゆるキャラですね。
銀色のC1輸送機。尾翼のナンバーが28-1001で、試作1号機らしいです。つるっとと言うか、ノペッと丸い銀色の機体は科学特捜隊のジェットビートルに見えなくもない。なんかかっこいいぞ!
こちらC1の横並びに駐機しているEC1電子線練習機です。展示飛行終了後にここまで引っ張られて移動して、展示されたようです。こうして見ると確かにC1輸送機のファミリー機体ですね。
並んでいるC1輸送機です。尾翼のナンバーは18-1030と18-1031です。この内1031は今日の航空祭で最終飛行になります。
こちらの建物は「入間ターミナル」と呼ばれています。自衛官が公務などで輸送機に搭乗する時は、ここで手続きをします。お祭りでも建物は立ち入り禁止なので、屋上にいるのは基地関係者でしょう。
一番は端っこにいたC130輸送機です。ガールズアンドパンツァーのファンにはこの輸送機の方がお馴染みではないでしょうか。4発(エンジンが4基)のレシプロ機で、さすがにC2と見比べると小さく感じます。輸送機にジェットエンジンとレシプロエンジンの2種類の機体があるのには、それぞれに利点があるからです。レシプロ機の方が最低飛行速度が遅くて飛行音も小さく、運用する作戦行動によっては有利な事があるのです。この展示された機体を見て思いましたが、プロペラの位置が4基とも綺麗に揃っている。日本人の律義さの表れでしょうか。
その4に続く。
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